結城真一郎

大どんでん返し第17回
第17話 結城真一郎「昼下がり、行きつけのカフェにて」 「──で、夏海に相談っていうのはね」凜と顔をあげた彼女の黒髪が、肩口のあたりでふんわりと揺れた。店内BGMやキッチンの喧騒が遠ざかり、コーヒーカップに伸ばしかけていた私の手は止まる。なんだろう、と紡がれる言葉に耳を澄ます。「ストーカーされてると思う」「えっ!?」「