蝉谷めぐ実

週末は書店へ行こう!
歌舞伎に興味があるが、まだ一度も観たことはなく、いつか観に行くぞ!と意気込みのある私が、蝉谷作品を読んだらどうなったか?それはまさに《江戸というアトラクションに乗せられた》胸躍る体験だったのだ。
蝉谷めぐ実『おんなの女房』
おんなを味わう 江戸の歌舞伎役者たちの生き様をミステリ的趣向とともに綴った『化け者心中』で第一一回 小説 野性時代 新人賞を受賞した蝉谷めぐ実さんは、時代歴史小説の新たな担い手として颯爽と文学界に現れた。同作で第一〇回日本歴史時代作家協会賞新人賞と第二七回中山義秀文学賞を受賞し新作への期待が高まる中、ついに届けられた長