高橋尚子

週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん
本を閉じたあと身体がじーーーんと響いているような、なんともいえない感動を味わうことがごくまれにある。その余韻が全身に沁みわたり、ひたひたに包み込まれ、なんならすこし地面から浮かんでしまってないか?と感じることが。『テムズ川の娘』を読んでじっさいそうなった人物(私)がいうのだから間違いないです。
◎編集者コラム◎ 『テムズ川の娘』ダイアン・セッターフィールド 訳/高橋尚子
 コロナ禍以降、「鈍器本」という言葉をよく耳にしますよね。もはや凶器になるレベルの分厚くて重い本が、ビジネス本市場を中心に、巣ごもり需要で次々とベストセラーになっているとか。マジですか!? 日頃「分厚くて重い本」ばかり作っては「こういう本は読者が敬遠するのでは…」と周囲から気持ち眉をひそめられ(被害妄想?)
翻訳者は語る 高橋尚子さん
 日本では初紹介の作家ながら英米で高い人気を誇る、元警察官の女性作家クレア・マッキントッシュ。彼女のデビュー作『その手を離すのは、私』は、翻訳した高橋尚子さんにとっても長編デビュー作となりました。警
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◎編集者コラム◎ 『その手を離すのは、私』著/クレア・マッキントッシュ 訳/高橋尚子  本作『その手を離すのは、私(原題: I LET YOU GO)』は、2014