警察小説大賞は、時代を動かす新たな書き手を発掘し、原作を映画化、コミック化など多面的な展開につなげていくための新人賞です。
第3回警察小説大賞では、2020年9月30日の締め切りまでに応募があった数多くの作品から、以下の4作品を最終候補として選出しました。
現在、選考委員の相場英雄氏、長岡弘樹氏、小誌編集長・幾野克哉による最終選考を行っております。結果は、当HPにて発表します。
なお、受賞作には賞金総額300万円が贈られます。
最終候補作
「警察孤児」 天野 行隆
「ドリフト」 竹中 篤通
「転がる検事に苔むさず」 直島 翔
「黄金の土地」 水原 徹
(候補者五十音順、敬称略)
警察小説大賞選考委員会
株式会社小学館
警察小説大賞
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第1回警察小説大賞受賞作
『ゴースト アンド ポリス GAP』
佐野 晶
第2回警察小説大賞受賞作
『対極』
鬼田隆治
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