英国発ハートウォーミングSF小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』、二宮和也さん主演で映画化──『TANG タング』──決定!!

 ぽんこつ男の子ロボットのタングと、妻に捨てられたダメ男ベン。彼らの出会い、旅と友情、成長と再生を描き、日本でシリーズ累計20万部超のヒット作となったイギリス発のハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール、松原葉子訳、小学館文庫)の映画化が決定しました!

 映画のタイトルはズバリ『TANG タング』

 主演はなんと、あの二宮和也さん!『硫黄島からの手紙』『母と暮せば』『浅田家!』…多くの代表作を持ち、数々の映画賞を受賞してきた二宮さんにとって、本作は「嵐」活動休止以降初の主演映画となります。

 映画は舞台を日本に移し、二宮さんが無職でゲーム三昧のダメ男・春日井健(かすがい けん)を演じます。人生に迷う健の家の庭にある日突然現れた、記憶を無くした不良品ロボット・タング。この迷子同士が出会い、やがて一人と一体は壮大な冒険の旅に…!

 自らを「日本映画のファン」という原作者のデボラ・インストールさんは、実写映画化を「大きな喜び」と語り、二宮さんの主演については「繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方」と期待を膨らませています。

 二宮さんは今回の出演にあたってこうコメントします。

「タングというロボットを通じて、ダメ人間が社会と向き合う。一見、特殊な形に見えますが、普遍的な友情物語だと思っています。引き続き、世の中が大変な状況下ではありますが、無事に撮影が終わり、ホッとしています。個人的には監督の演出に応えられる様に必死についていった印象的な作品となりました。公開を楽しみに待っていただけたら嬉しいです」

 メガホンをとるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』の三木孝浩監督。「昨今の邦画では類を見ない実写とCGキャラクターの融合した世界は、とてもチャレンジングな企画であり、新たな可能性を感じる作品」と語ります。

 公開は2022年。

 2020年には劇団四季にて舞台化し、たくさんの人に愛されているこの小説。「ぽんこつコンビ」が今度はスクリーンでどんな活躍をするのか、二宮さんとタングがどんなコンビネーションを見せてくれるのか…? 公開をお楽しみに。そして、原作シリーズもこの機会にぜひ!


映画「TANG タング」
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