ニクラス・ナット・オ・ダーグ

◎編集者コラム◎ 『1795』ニクラス・ナット・オ・ダーグ 訳/ヘレンハルメ美穂
心地よい疲労感と別れの寂しさ。歴史ミステリー三部作の完結篇『1795』の編集を終えたときの心境を表すのに、これほどぴったりの言葉はありません。シリーズ第1弾『1793』(単行本版)の編集を本格的にはじめたのが2019年の冬の終わり。その年の6月に刊行し、それから3年をおいて今年7月に『1793』を文庫化、続いて第2弾『
◎編集者コラム◎ 『1794』ニクラス・ナット・オ・ダーグ 訳/ヘレンハルメ美穂
 フランス革命期のスウェーデンと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?名作『ベルサイユのばら』のフェルゼンでしょうか。宝塚ファンの方なら、フェルゼンのボスの〝ロココの文化王〟ことグスタフ三世をイメージされるかもしれませんね。そんな時代を描きながらも、美しく華麗なこれらの世界とは正反対の、街も人々もひたすら暗くて汚い当時
◎編集者コラム◎ 『1793』ニクラス・ナット・オ・ダーグ 訳/ヘレンハルメ美穂
 18世紀後半、フランス革命の余波を受け混沌としたストックホルムを舞台に、凄惨な殺人事件の謎を追う二人の男と事件にまつわる人々を描いた歴史ミステリー『1793』(ニクラス・ナット・オ・ダーグ著)は、2017年にスウェーデンで刊行されるや欧州各国でベストセラーとなった超話題作です。日本では2019年にヘレンハルメ美穂訳で
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 革命の機運が高まる18世紀末のストックホルムを舞台に、戦場帰りの荒くれ者と、結核患者のインテリ法律家という正反対な二人の男が捜査する殺人事件を描く、大型北欧歴史ミステリー『1793』(ニクラス・ナッ