日本推理作家協会賞〈翻訳小説部門〉候補作が発表されました!
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- 日本推理作家協会賞
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創設から75年、歴史ある日本推理作家協会賞にこのたび翻訳小説部門が加わることになり、今年より記念すべき試行第1回が始まります。その候補作5作品が発表されました。
日本推理作家協会賞
翻訳小説部門 試行第1回候補作
(翻訳者アイウエオ順・敬称略)
『WIN』ハーラン・コーベン
田口俊樹(小学館)『1794』『1795』ニクラス・ナット・オ・ダーグ
ヘレンハルメ美穂 (小学館)『名探偵と海の悪魔』スチュアート・タートン
三角和代(文藝春秋)『ポピーのためにできること』ジャニス・ハレット
山田 蘭(集英社)『彼女は水曜日に死んだ』リチャード・ラング
吉野弘人(東京創元社)
翻訳小説部門の選考委員は、阿津川辰海さん、斜線堂有紀さん、杉江松恋さん、三角和代さん、三橋曉さんの5名。
選考会は5月11日(木)の予定で、日本推理作家協会賞の長編および連作短編集部門(選考委員:喜国雅彦さん、今野敏さん、柴田哲孝さん、月村了衛さん、湊かなえさん)、短編部門、評論・研究部門(選考委員:北村薫さん、恒川光太郎さん、法月綸太郎さん、馳星周さん、柚月裕子さん)も同日発表の予定です。ぜひご注目ください。
長編および連作短編集部門
『夜の道標』
芦沢央(中央公論新社)『最後の鑑定人』
岩井圭也(KADOKAWA)『君のクイズ』
小川哲(朝日新聞出版)『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』
白井智之(新潮社)『プリンシパル』
長浦京(新潮社)
短編部門
「ファーストが裏切った」
浅倉秋成(ジャーロ No.85)「ベッドの下でタップダンスを」
鵜林伸也(東京創元社『秘境駅のクローズド・サークル』収録)「美しさの定義」
川瀬七緒(講談社『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』収録)「神の光」
北山猛邦(紙魚の手帖 vol.04)「異分子の彼女」
西澤保彦(Webジェイ・ノベル 2022/3/29配信)
評論・研究部門
『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』
阿津川辰海(光文社)『新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集』
太田克史・編(星海社)『東宝空想特撮映画 轟く 1954-1984』
小林淳(アルファベータブックス)『シャーロック・ホームズ・バイブル 永遠の名探偵をめぐる170年の物語』
日暮雅通(早川書房)