いとう あかり

伊藤朱里

一九八六年静岡県生まれ。二〇一五年、「変わらざる喜び」(刊行時『名前も呼べない』に改題)で第31回太宰治賞を受賞。著書に『きみはだれかのどうでもいい人』がある。

週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド 今回の目利きさん 成田本店 みなと高台店 櫻井美怜さん
 リカちゃん人形さえあれば何時間でも一人で遊んでいられる子供だった私は、4つ離れた従姉が実質姉のようなものだったこともあり、兄弟姉妹がいないことの寂しさや不自由さは正直感じたことがない。ないのだが、私はとにかく「お兄ちゃん」という存在に憧れていた。ただただ私を甘やかし、近所の悪ガキから守ってくれるようなヒーローが欲しか
伊藤さん×錦見さん対談
 太宰治賞出身で『きみはだれかのどうでもいい人』(小学館文庫)が異例のロングランヒットを続ける伊藤朱里さんと、同賞の「後輩」である錦見映理子さんがこの2月、ほぼ同時期に新刊を発表する。伊藤さんの『ピンク色なんかこわくない』(新潮社)は四姉妹ものの家族小説、錦見さんの『恋愛の発酵と腐敗について』(小学館)は不思議な三角関係を綴る恋愛小説……と思いきや、ページをめくるにつれて読み心地がそれぞれガラッと変わる。二作を軸に、互いの作品について語り合っていただいた。
◎編集者コラム◎ 『きみはだれかのどうでもいい人』伊藤朱里
『きみはだれかのどうでもいい人』。タイトルの破壊力が、まず凄まじいです。著者の口からこのタイトルを候補の一つとして聞いたとき、鳥肌が立ちました。これしかない、と思いました。男、女、「性別による役割の違い」とか、あれや、これや、身に覚えのある嫌な経験たち。
きみはだれかのどうでもいい人
 京王線沿線を中心に展開する「啓文堂書店」が、毎年開催している小説賞「啓文堂書店小説大賞」の候補となる10作品を発表。弊社刊行の『きみはだれかのどうでもいい人』(伊藤朱里著)が選ばれました!
島本理生さん × 伊藤朱里さんトークイベント&サイン会のお知らせ
島本理生さん『夜 は お し ま い』(講談社)、伊藤朱里さん『きみはだれかのどうでもいい人』(小学館)刊行記念 島本理生さん × 伊藤朱里さんトークイベント&サイン会 下記詳細、大盛堂書店さんより
伊藤朱里 × 島本理生 『きみはだれかのどうでもいい人』刊行記念対談
 有能で完璧主義の25歳の正職員から、噂話が大好きな50代パートの既婚女性まで。世代も役職も異なる4人の同僚女性を描いた伊藤朱里さんの新刊『きみはだれかのどうでもいい人』が発売されました。直木賞作家の
kimihadareka_
同じ景色を、違う目で(または聞けなかった声に寄せて)  子供の頃、親戚に連れられミュージカル「エリザベート」を見に行った。有名な作品なので詳細は割愛するが、タイトルロールであるオーストリア皇后の前に
伊藤朱里さん『稽古とプラリネ』
29歳ライターの仕事と友情とお稽古  2015年に第31回太宰治賞を受賞した伊藤朱里さんが、待望の第2作を発表した。タイトルは『稽古とプラリネ』。主人公は3年間勤めた銀行を辞め、副業でやっていたライタ