浅倉秋成

『六人の噓つきな大学生』浅倉秋成/著▷「2022年本屋大賞」ノミネート作を担当編集者が全力PR
「私の固定観念をぶんなぐるような物語、読ませてほしいです」これは『六人の嘘つきな大学生』の企画を始める際に、著者の浅倉秋成さんに私がお願いしたことです。2019年に刊行された『教室が、ひとりになるまで』が、ミステリ界で話題となった浅倉さん。『教室~』は異能力が出てくる特殊設定ミステリであり、“伏線の狙撃手”という異名も
あの作家の好きな漫画 浅倉秋成さん
小さい頃から様々な媒体の物語を楽しんできましたが、純粋に嗜んだ量だけを比較するのであれば、多い順に「アニメ」「漫画」「映画」「小説」となっていると思います。幼い頃から圧倒的なアニメ&漫画っ子でした。
大どんでん返しspecial
浅倉秋成「イズカからユウトへ」【イズカじゃなくてシズカへ(笑)】メール読んだよ。てかなんでメール? 普通にスマホのメッセージアプリ使えばよくね……って思ったけど、そういえばシズカはスマホよりパソコンのほうが文字打ちやすいって言ってたな。
大どんでん返しspecial
浅倉秋成「川縁にて」 やがて東京湾へと続く真間川の川岸を下るやうにして二三里ほど歩くと、絶景と評すには些か地味なれど、梨畑が割れて遮るものなく青空の望める清々しい場所へと辿り着く。突き抜ける空から注ぐ陽の光が水面を飴細工のやうに複雑に煌めかせ、透き通る水底の小さな砂利のひと粒ひと粒まであらはにする。おれはその場で素足になり、此所に座れと千代を促す。
今月のイチオシ本【ミステリー小説】
 たとえばリーガル・サスペンスでは、ひとを裁くことの難しさが繰り返し採り上げられ、このジャンルにおける永遠のテーマのひとつになっている。つまり人間とは、容易に割り切れない存在である「ひと」をはかることに決して長けてはいない証左といえよう。けれど社会で生きていく限り、ひとはひとからはかられ、評価づけされることからは逃れら