カレー沢薫

NEW
ハクマン第64回
他社仕事で恐縮だが、これを書いている本日は拙作の漫画単行本の発売日である、ちなみに御社S学館の連載は昨日打ち切りで終了した。このように、漫画業界のスピード感は増すばかりである。数年前まで「2巻でエンジンがかかるかもしれない」と様子見してもらえている感じがしたが、最近は1巻が発売して1か月ぐらいで「てめえにやるガソリンはもうねえ」となってしまうのだ。
ハクマン第63回
締め切りは乳首みたいなところがある。「耳は思ったより取れやすい」と刃牙で学んだ人も多いと思うが、これは耳が顔から出っ張っており、引きちぎりやすいからである。つまり、耳に限らず突起状になっている物は取れやすく、乳首も何かの勢いが余れば、割とカジュアルに取れてしまうのだ。
ハクマン第62回
現在「今日あたり催促がくるだろうな」という風の声を聞いてこの原稿に向かっているのだが、書くことがない。そもそも漫画家の生活に隔週で何か起こるわけがないのだ。漫画家にとってホットなニュースと言えば、アニメ化、ドラマ化、もしくは打ち切りである。
ハクマン第61回
今日は、久しぶりに時間が出来たから5兆年ぶりに部屋の掃除と書類整理をするかと思ったところで、この原稿のことを思い出した。
ハクマン第60回
何がとはまだ言えないが、漫画が一つ連載終了することが決まった。理由は一点の曇りもない打ち切りなのだが、実は編集者サイドは「打ち切り」という言葉は使わない、「切り替え」や「区切り」と言ったりする。できちゃった婚を授かり婚と言うのと同じで、正直苦しいのだが、その言葉を使うことで殺傷事件を起こさずに済んでいる新婦の父親だっているはずだ。
ハクマン第59回
私は漫画家だが、漫画家とは極力関わらないようにしている。漫画家と関わると会うたびに物が2,3個消えるとか、そういう話ではない。私はそもそも、妬み嫉みを擬人化した存在である。これがソシャゲとかだったら、ヤキモチ焼きの美少女にデザインされるのだろうが、現実は厳しい。
ハクマン第58回
先日何回か仕事をさせてもらった広告系の会社から「インフルエンサーマーケティングについてリモートヒアリングをさせてくれないか」という依頼があった。「この依頼内容を理解する知能がこちらにない」という理由で断ろうかと思ったが、世話にはなっているし、次の仕事に繋がるかもしれない。
ハクマン57回
今年になってから、毎月本を出しているような気がするが、本当に毎月出ており、なんだったらひと月に2冊出てるし、さらに今月も出る。おそらく買う方も疲れていると思うが、俺が一番疲れているのだから、我慢して最後まで買って欲しい。
ハクマン56回
「月初の呼札を紙屑に変えた奴だけが集うサロンへようこそ」これは一時期、私が月初めに必ずツイッターでつぶやいていた言葉である。ソシャゲの「FGO」で…
ハクマン55回
「月初の呼札を紙屑に変えた奴だけが集うサロンへようこそ」これは一時期、私が月初めに必ずツイッターでつぶやいていた言葉である。ソシャゲの「FGO」で…
ハクマン54回バナー
最近「Clubhouse」という新しいSNSが話題になっている。 「Clubhouse」については、この連載以外で何度も話題に出しているため、読者によっては「またその話かよ」「使っても
ハクマン53回
まだこの原稿は担当の催促を受ける前に書いているが、今年に入って既に10回は「あの件はどうなった?」という催促を受けている。 これが一会社員だったら、とっくの昔にクビ、と言いたいところだ
ハクマン52回
現在2度目の緊急事態宣言が発令されているはずである。とは言っても、我が県は政府に最後まで忘れられている47都道府県目の座を、いつも鳥取あたりと競っている強豪県なので当然発令されていないのだが
ハクマン第51回
これが今年一発目の記事である。 しかし私の仕事は12月31日の17時に納まり、1月1日の0時18分には始まっていた。 これは仕事が忙しいからというわけではなく、もっとタイトにやれ
ハクマン50回
おそらくこれが2020年最後か2021年最初の記事になるはずなのだが今の時点では判然としていない。 WEB連載には年末進行がない代わりに「正月休みという概念」も消失している場合が多く、
ハクマン
今年も1年が終わる。 そう言っても1年というのは、この連載は月2回更新なので担当の催促メールを24回受け取れば自動的に終わるシステムである。ただその内4回ぐらいは催促前に送っているので
ハクマン48
今この原稿を、担当の催促メールを受けてから書いている。 多分、読者もこの書き出しに飽きていると思うが、俺だって書き飽きているし何より担当も催促し飽きていると思う。 しかし、漫画と
ハクマン第47回
最近またツイッターの企業アカウントの炎上が増えている気がする。 企業アカウントとはその名の通り企業が自社の宣伝のために持っている公式アカウントのことである。商品は品質も大事だが宣伝も大