ライトノベル

採れたて本!【ライトノベル】
 周囲の人間がほとんどそのまま地元で就職するような東北の地方都市に生まれ、「分相応を心がけ」「身の程をわきまえ」て生きることを自分に課してきた高校三年生の真嶋正太。そんな彼が忍び込んだ夜の教室でクラスメイトの月森灯と遭遇するところから本書は始まる。こういう導入の場合、ヒロインの正体が吸血鬼だったり人外の化け物で、日常の
採れたて本!【ライトノベル】
 大迷宮『千年白夜』には、どんな願いもかなえるという秘宝『星命結晶』を求めて数多の冒険者が集う。魔物の襲撃で滅びたマクタロード王国の姫『深紅の姫騎士』アルウィン・メイベル・プリムローズ・マクタロードもそのひとり。彼女の目的は、大秘宝の力で王国を再興すること。それと……彼女は一匹のヒモを飼っている。名前をマシューという。
採れたて本!【ライトノベル】
 夢枕獏『小説 ゆうえんち ―バキ外伝―』が全五巻で完結した。『グラップラー刃牙』から『バキ』『範馬刃牙』『バキ道』と続く板垣恵介の人気格闘マンガのスピンオフとして『週刊少年チャンピオン』で連載された小説だ。ふたりにはすでに、夢枕の格闘小説の金字塔を板垣がコミカライズした『餓狼伝』があるが、今度は逆に夢枕が板垣作品のノ
採れたて本!【ライトノベル】
『KADOKAWA のメディアミックス全史 サブカルチャーの創造と発展』は鎗田清太郎『角川源義の時代』、佐藤吉之輔『全てがここから始まる』に続く KADOKAWA グループ三冊目の社史だ。一九八二年から二〇一八年までの歩みが同社で社長、会長を務めた佐藤辰男によってまとめられている。角川春樹から歴彦への社長交代劇から電子
採れたて本!特別企画◇レビュー担当7人が自信をもって推す!2021年ベスト本
 未曾有のパンデミックで、自由に外出することがままならなかった2021年。人に会えず、家で過ごす時間が増える中で、あらためて本の魅力を実感した人は多いのではないだろうか。果てしない空想の世界へと誘ってくれる壮大な物語、弱った心や孤独に寄り添ってくれる優しい物語、怒涛の展開や謎解きに没入させてくれるスリリングな物語。