伽古屋圭市

田島芽瑠の読メル幸せ
3月になりました 春の訪れを肌で感じるこの季節。今年は特に花粉症に苦しめられています。今まで花粉症ではなかった方も今年は発症される方が多いみたいですね。花粉症の私にとってつらい季節ですが、花粉症の皆さんは共に乗り越えていきましょう!そして花粉症じゃない方はどうか今年もこちら側に来ませんようにと願っています。ふと、本の
「推してけ! 推してけ!」第15回 ◆『かすがい食堂 あしたの色』(伽古屋圭市・著)
評者=内田剛(ブックジャーナリスト) 共に食べれば心も未来も色づく! 駄菓子屋は誰でも安らげる心の故郷だ。そして親子二代三代にわたって親しまれてきた懐かしき日本の原風景でもある。通い慣れた学校の近くにあって安心なイメージ。ちょっと古びた店先であっても、店主が見つめるのは街の変化と子どもたちの成長。おまけを楽しんだりゲー
◎編集者コラム◎ 『かすがい食堂 あしたの色』伽古屋圭市
 2021年3月5日、発売当日に著者の伽古屋圭市さんの「王様のブランチ」出演が決定。大きな話題となり、たくさんの方に手に取っていただいた『かすがい食堂』。その第2弾『かすがい食堂 あしたの色』が満を持して登場します!
 アニメが好きだ。小説も好きだがアニメも好きだ。衝撃を受けたどんでん返し小説は枚挙に暇がないが、屈指のアニメ好きとしては(毎季、週十五本近くを見ている)やはりアニメから選びたい。アニメでもどんでん返しが盛り込まれた作品は数多くあるが、今回全力で推したいのは、こちら。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』
「推してけ! 推してけ!」第6回 ◆『かすがい食堂』(伽古屋圭市・著)
評者・瀧井朝世(ライター) 美味しい料理の先に希望を見出す とても丁寧に、真摯に書かれた小説。それが、伽古屋圭市『かすがい食堂』を読んで真っ先に抱いた印象だ。駄菓子屋の奥にある、とても小さな子ども食堂の物語である。憧れていた映像制作の会社に入ったものの激務で倒れ、3年勤めて退職した春日井楓子は、80歳になる祖母が営んで
◎編集者コラム◎ 『かすがい食堂』伽古屋圭市
 放課後の子どもたちが集う駄菓子屋さんが、夜には子どもたちのための食堂に!? 小学館文庫での前作『冥土ごはん 洋食店 幽明軒』では、死者が訪れるレストランを描いた伽古屋圭市さんが、本作で舞台にしたのは東京下町の「子ども食堂」です。
思い出の味 ◈ 伽古屋圭市
 この思い出は、夏の陽炎の向こう側にあるように、ひどくぼんやりとしている。  六、七歳前後のころだろうか、父に連れられて京都府北部にある舞鶴に行ったことが何度かある。いつも決まって夏のことだった。  
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 ◎編集者コラム◎ 『冥土ごはん 洋食店 幽明軒』伽古屋圭市 「あのとき、あれを食べておけばよかった」とか「あの店に行けばよかった」とか、わだかまりの残っている食事の記憶はありませんか。  私に
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本誌の人気連載「鴨川食堂」の著者柏井壽氏と、今号に新作「冥土ごはん」を掲載する伽古屋圭市氏が食をテーマにした小説を書くことの楽しさを語り合った。 ──大正時代を舞台にした小説を多く書いてきた伽古屋さ
洋食異界ミステリー『冥土ごはん 洋食店 幽明軒』(伽古屋圭市著)第一話まるごとためし読みスタート!
「小説丸」とビジュアルブログ「g.o.a.t」が連携し、発売前の小説を先行公開する話題の企画。第1弾では、ミステリー小説『無事に返してほしければ』(白河三兎著)を掲載し、たくさんのみなさまにご好評を