内田洋子

◎編集者コラム◎ 『海をゆくイタリア』内田洋子
「今年もまた夏の旅が実現できなかったな……」とセンチメンタルな気分でこの原稿を書く8月末日。今夏もあっという間に過ぎゆこうとしています。疫禍がもたらしたものは数えきれませんが、閉塞感に満ちた生活もそのひとつ。「なんの気兼ねもなく旅に出る」ことが当たり前でない日常が来るとは、2年前の時分に誰が想像したでしょう。
◇自著を語る◇  内田洋子『サルデーニャの蜜蜂』
 二〇一七年の秋、東京で『本の窓』の連載の打ち合わせのために編集者と会っていた。  ちょうどその時期、私はイタリアの山奥での取材の真っ只中にいた。テーマが多岐にわたる上に、舞台となる時代も古代から現代
editor_03
◎編集者コラム◎ 『ボローニャの吐息』内田洋子 「小さな通信社がやることとして『隙間を報道しましょう』と。誰も知らないイタリア。それはニュースにならないかもしれないけれど、必ず日本の人が知りたい