長岡弘樹
木村拓哉さん主演で早くも話題沸騰! シリーズ累計110万部突破の『教場』シリーズのドラマ化を記念して、特設サイトが開設されました。『教場』『教場2』を一冊丸ごと無料で読める特典や新刊の情報はもとより、オリジナルハイチュー、特製タンブラーのプレゼントキャンペーンなど企画が盛りだくさん。ドラマ化を前に期待が高まりますね。
「信長さま─―!!」沿道からの黄色い声援に、引き締まった表情で応える木村拓哉さん。木村さんが織田信長役を務め、騎馬武者行列が行われた「ぎふ信長まつり」には当日、過去最多の約46万人が訪れたとニュースやワイドショーで繰り返し紹介されていました。木村さんの揺るぎなく高い人気を目の当たりにし、私は気持ちを引き締めたのでした。
記憶に残る指導官 これまでの人生で、「指導官」と呼ばれる人物から何か教えてもらった経験があるだろうか……。しばらくのあいだ考えてみたが、心当たりは一つだけだった。自動車学校での教習である。
どんでん返しの一定型に、ある男(女)が実は女(男)だったと最後に判明するパターンがある。こういう性別誤認のトリックを映画で上手くやっている作品と言えば、まず思い出されるのが『クライング・ゲーム』(1992)だ。それより少し後に公開された『薔薇の素顔』(1994)も(世評は芳しくないようだが)個人的には好きである。
『生命科学での名声など、私にはまったく意味のないものだったんだ。ノーベル賞にも興味ない。ワトソンやクリックではなく、私は綾辻行人になりたかったんだ』(『硝子の塔の殺人』より、神津島太郎の発言)「館もの」――ミステリファン、とりわけ本格ミステリファンにとっては、何か特別な響きのある言葉だ。
2021年の新春を飾るスペシャルドラマ『教場Ⅱ』のポスタービジュアル、ご覧になりましたか(1年ぶり2度目)。主演の木村拓哉さんの鋭い視線には、やはり今回も背筋が伸びちゃいますね!ドラマ化第2弾に合わせ、長岡弘樹さんによる原作『教場』シリーズの第4作『風間教場』が文庫になりました。『教場』の風間公親教官といえば、厳しい
まるで中学生のノリ
山形県山形市。わたしが生まれ育ったところだ。大学時代の四年間を茨城県つくば市で過ごしたほかは、ずっとこの土地で暮らしている。
『教場』シリーズを書いているおかげで、何人かの警察
フジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマ『教場』のメインビジュアル、ご覧になりましたか。主演の木村拓哉さんの射るような視線には、やましいところがなくてもちょっと背筋が伸びちゃいますね。『教場』は、過酷なカリキュラムと厳格な規律により不要な人材をはじき出す、書いているだけでも恐ろしい警察学校が舞台。希望で胸をい