【結果発表!】P+D MAGAZINE×はてなブログ「お題キャンペーン」【あなたにとっての「青春の一冊」はなんですか?】

今回P+D MAGAZINEとはてなブログがコラボして、「お題キャンペーン」を実施しました。テーマは「青春の一冊」。2週間という短い期間だったにも関わらず、なんと450件以上にも及ぶ応募を頂きました。今回、厳正なる審査を行い、結果発表を行います!

P+D MAGAZINE×はてなブログ「お題キャンペーン」結果発表!

2016年4月7日~20日までの期間に実施した、「P+D MAGAZINE×はてなブログ特別お題キャンペーン」。
「あなたにとっての青春の一冊はなんですか?」というテーマのもと、編集部での予想を大幅に上回る、450件以上の応募をいただきました。誠にありがとうございました!

>>今回のお題特設ページはこちら

ご応募いただいた中から、選ばれた作品には下記のプレゼントを贈ることに!

  • 最優秀ブログ1名に、10,000円分の図書カードプレゼント!
  • 優秀賞4名に、5,000円分の図書カードプレゼント!

今回はその審査の模様をレポートしつつ、各賞の発表を行います!
果たしてどのブログが選ばれるのでしょうか?

P+D MAGAZINE編集部総出で選考!

これまでの人生を振り返って、「青春の一冊」を選ぶのって、なかなか難しいですよね。
皆さんの青春時代のエピソードが手に取る様に伝わってきて、「本」の魅力を再確認したキャンペーンとなりました。

編集部では、夜な夜な会議を実施。
優秀なブログが多数あり、選定にも相当頭を悩ませました・・・・・・

編集長N:「こんなにたくさんの応募があったなんて、予想以上の応募と反響があったのは、それだけ本というものは、人々の人生という物語に大きく関わっているからだね。特に多感な青春時代は受ける影響も絶大だよね」

部員A:「それだけ多くの人にとって、本と青春時代は切り離せないものなのですね。」

部員K:「心を打たれるエピソードを添えてくれている人がたくさんいて、印象的でした。今回は、エピソードもだけど、ブログが、一つの“作品”に感じられるものが多く、そういった投稿を中心に選びましたね。」

編集長N:「本というのは、動物として生きてゆく上では、必要ないけど、人間として生きてゆく上では、必要不可欠なんだよ。落ち込んでいる時、辛い時には、本は本当に支えになるからね。では、たくさんの応募作から、選定するのは、非常に悩んだけれど、以下、選評付きで優秀作をご紹介します。」

まずは優秀賞、4つの投稿ブロガーさんをご紹介!

●「みえろーま」さんの「ミエロのひとりごと」

http://doudemoiiyo.hatenablog.com/entry/2016/04/21/010031

(総評)
「一見暗いテーマの本を扱っているのですが、本とみえろーまさんの関係が浮き彫りになっていて、忘れられず、印象的で引き込まれる作品になっています。人間、弱っている時、助けが必要な時、生きていくために欠かすことができないものが「本」であったりしますよね。きっとみえろーまさんにとってこの本は唯一無二の存在。人に相談しても出てこないような答えがそこにはあったんだろうなと思います。文学世界に通じる世界観がありました。」

●「四宮」さんの「あなたの歌がききたくて」

http://walking43.hatenablog.com/entry/2016/04/20/233000

(総評)
「淡い恋について、微笑ましい内容が綴られています。失恋にまつわるエピソードなのですが、どこか明るくて、甘酸っぱい。“告白してもいないのにフラれた”というところが秀逸で、四宮さんの人柄が偲ばれて、笑みがこぼれました。救いがある失恋の一幕を、名作に乗せて語ってくれている点も良かったですね。」

●「CUCUMBER」さんの「素足にパンプス」

http://cucumber24.hatenablog.com/entry/2016/04/10/191533

(総評)
「起承転結があり、ストーリーとして面白い。普通なら、この『いまを生きる』という作品を読んで教師になろうと思った、となりそうなところを、教師にならないことを決めたというあたりが想定外。まるで書き手のキャラクターや当時の様子が映像のように浮かび、目の前で起きている出来事かのような臨場感もありました。」

●「はせおやさい」さんの「インターネットの備忘録」

http://hase0831.hatenablog.jp/entry/2016/04/07/210000

(総評)
「文章が巧みで、書き手として慣れていると感じました。“青春の一冊”の意味をしっかり噛み砕いて、本の内容に寄り添うように自らのエピソードが語られており、本への想いがしっかり伝わってきました。人生に影響を与えた一冊であるということがとても良く伝わってきたうえに、最後「あなたの青春の一冊はどんな本ですか?」と語りかけてくれるところもうまいですね。」

そして、450件以上の頂点・最優秀賞に輝いたブロガーさんの投稿は…

●「潮見惣右介」さんの「無印都市の子ども」

http://shiomilp.hateblo.jp/entry/2016/04/19/232416

(総評)
「文章が圧倒的にすぐれています!出版社の人間からしてもよくまとまっている。必要かつ十分なことがバランス良く述べられていて、かつストーリーになっているところに、抜群のセンスを感じます。選んだ本が自分にいかに影響を与えたかということ、いかに名作かということを、必要かつ最小限の文章量でしっかりと語ってくれている。本が光を与えてくれる存在になり得るということ、希望の詰まったものであるということを教えてくれました。」

最後に・・・

以上、受賞作品の発表でした。
是非、皆さんも、本を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

作品については、順次、P+D MAGAZINEサイト上に掲載させて頂きます。
今回は総評のみ掲載させて頂きましたが、個別にご紹介させていただく際には編集部のコメントをそのまま全て掲載させて頂きますので、是非また足を運んでみてくださいね!
※優秀賞の作品から、5月中旬より順次、公開させて頂きます!

たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

これからも、「P+D MAGAZINE」では、皆さんの心に響く青春の一冊を見つけてもらえるよう、オススメの本を紹介していきたいと思います。
引き続き、本好きのためのキュレーションメディア「P+D MAGAZINE」をよろしくお願いいたします。

初出:P+D MAGAZINE(2016/05/11)

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