『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』は、狙った部位を確実に鍛える「鍛え分け」に特化した、種目数188のだれも見たことのない筋トレ本!

肌の露出が増えるこれからの季節、筋トレマニアのみならず、だれだってシュッと引き締まったカラダにあこがれるもの。それは、狙った部位の筋肉を確実にデカくし、ミゾ(カット)を刻む、「筋肉を鍛え分け」た先に見えてきます。『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』は、この方法をカラー写真で徹底的に解説。その数、180以上!

なぜ「細かすぎる」必要があったのか? 188もの種目はなぜ生まれたのか?

ボディビル大会優勝経験者にして、トップアスリートから高齢者までを指導し、著書は累計100万部超、YouTubeチャンネル登録者数18万人の日本体育大学准教授――それが、本書の著者、岡田隆です。また、「大胸筋が歩いてる!」のフレーズでメディアに登場する“バズーカ岡田“としての顔も。

その彼がめざす、カラダづくりの答えは、「鍛え分け」ること。単にデカい体をつくるのではなく、たとえば「胸の上部を鍛えたい」「腹の下部を引き締めたい」「Vシェイプを整えたい」など、そのときどきの変化や目的に合わせて、最適な種目を取り入れていくことだといいます。
そのためには、目的を極限まで細分化した、トレーニング種目が必要に。著者は、解剖学をもとに、これを深ボリしていきました。そうして生まれたのが、188にもおよぶ数の種目です。

筋トレお約束の「停滞期」はこうして乗り切れ

鍛え分ける理由は、もうひとつあります。トレーニーなら、だれもが経験する、「停滞期」です。
「打破するためには、筋肉とひとくくりにして見過ごしていたような細かな組織ひとつひとつに、異なる刺激を入れていく必要があるのです」(著者)
本書では、188の種目すべてに、動きの説明だけではなく、著者の解説がはいってきます。この解説にも刮目してほしいのです。研究者としての科学的視点と、ボディビルダーとしての経験的視点、このふたつをもちうる稀有な存在だからこそ伝えられる解説だからです。
たとえば、「スクワット」。本書には、スクワットだけで18種類あります。基本形なら、大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングをまとめて鍛えられますが、たとえば膝を前に出すほど大腿四頭筋に、お尻を後ろに出すほど大臀筋に刺激が入るため、やり方によって「細かく」刺激を入れられます。動きの説明だけでは理解しにくいこの理屈が、解説が入ることによって、すっとに頭に入るのです。
今からなら、まだ、間に合います。確実に、できるだけ早く理想のカラダを手に入れるため、レッツ・トライ・トレーニング!


『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』
岡田隆 小学館 定価¥1870(10%税込)
A5判 240ページ 

https://www.shogakukan.co.jp/books/09310680

<ためしよみはこちらから>
https://shogakukan.tameshiyo.me/9784093106801
 

【著者プロフィール】

岡田隆(おかだ たかし)
ボディビルダー/日本体育大学体育学部准教授
日本オリンピック委員会 強化スタッフ(柔道)/柔道全日本男子チーム 体力強化部門長/日本ボディビル&フィットネス連盟 ジュニア・マスターズ委員長/理学療法士/スポーツトレーナー/骨格筋評論家/バズーカ岡田
トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適した身体づくりを提案・指導している。みずからも選手としてボディビル競技に挑みつつ、骨格筋評論家「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演。
1980年、愛知県出身。日本体育大学卒業、日本体育大学大学院修了(体育科学修士)、東京大学大学院単位取得満期退学。
厳しいトレーニングと減量から成るボディビルは、身体だけでなく心も鍛えるとして学生指導の核に掲げており、日本体育大学バーベルクラブの顧問を務めている。自身もウエイトトレーニングの実践者として 2014年にボディビル競技に初挑戦。デビュー戦の東京オープン選手権大会70kg級で優勝。16年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会には16年、17年に連続出場 している。
『除脂肪メソッド』(ベースボール・マガジン社)、『無敵の筋トレ食』(ポプラ社)など著書多数。累計100万部を突破している。YouTubeチャンネル「バズーカ岡田の筋トレラボ」は登録者数17万人を突破。

初出:P+D MAGAZINE(2021/04/28)

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