【癒し系作品多数】小路幸也のオススメ作品を紹介!

疲れたとき、あなたを癒してくれる、またどこか懐かしい感覚を呼び起こしてくれる作品が多くある小路幸也。独特の切り口で描かれた物語はじんわりとした感動をあなたに与えてくれるでしょう。今回はそんな小路幸也のオススメ作品5選をご紹介いたします。

東京バンドワゴンシリーズ

東京バンドワゴン
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4087462870

東京の下町で古本屋「東京バンドワゴン」を経営する大家族・堀田家の面々が様々な謎や事件を解決していくという物語です。人情味あふれる解決方法で、ほろっと泣ける、そんな作品になっています。「映画化してほしい小説」(メディアファクトリー『ダ・ヴィンチ』、2009年12月号)第1位に選ばれた『東京バンドワゴンシリーズ』は、2013年10月、『東京バンドワゴン〜下町大家族物語』のタイトルでテレビドラマ化されました。

東京公園

東京公園
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4101277419

写真家を目指す大学生、光司は公園で偶然に出会った男性から「妻の百合香を尾行して写真を撮ってほしい」という依頼を受けます。砧公園、世田谷公園、和田堀公園、井の頭公園―――、都内にある8つの公園を幼い娘を連れてめぐっていく百合香。果たして彼女の目的は何なのか、バインダー越しに見つめるうちに百合香に惹かれていく光司の恋はどうなるのか。瑞々しい青春小説です。2011年に三浦春馬主演で映画化もされています。

ピースメーカー

ピースメーカー
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4591122344

文化部と運動部の間で伝統的に対立が続いている赤星学園で、「ピースメーカー」の役割をつとめるのは放送部。その部員である良平とケンちゃんの凸凹コンビが織りなすハートフルでちょっとノスタルジックな青春エンターテイメント作品です。スラスラと読め、いつのまにか70年代のどこか懐かしい世界観にどっぷり浸かってしまっているでしょう。

すべての神様の十月

すべての神様の十月
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4569819176

死神・貧乏神・厄病神・道祖神・九十九神・福の神。もしこれらの神が人間の姿をしていたら、どのような振る舞いが見られるでしょうか。『すべての神様の十月』は、人間らしい神様と人間たちの触れ合いを描いた物語です。6つの短編から構成されているので、好きな物語、興味のある神様の物語から読み始めてみても良いでしょう。

キサトア

キサトア
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4167801906

日本ともどことも知れない海辺の町。そこでは、世界的アーティストだが病気で色がわからないアーチ、朝と夜それぞれ真逆の時間に眠る不思議な双子キサとトア、“風のエキスパート”の父といった家族が暮らしています。彼らの母親はこの町に来る前に亡くなってしまいました。アーチの作品の多くが盗まれるトラブルなども起きますが、物語の中ではとても穏やかな時間が流れています。色彩豊かな情景が目に浮かんでくるようなカラフルで心がウキウキする感覚が味わえる作品です。

最後に

小路幸也の作品は如何でしたか?映画化されている作品もあり、手に取りやすい作品ばかりです。
是非この機会に小路幸也の作品を読んでみてはいかがでしょうか。

初出:P+D MAGAZINE(2016/12/13)

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