今、出来る、精一杯。

『今、出来る、精一杯』新刊エッセイ
各々の幸せ 最近、美容整形のアカウントにあがっていたとあるおじいちゃんの整形画像を見てすごく元気が出た。よくあるBefore・Afterの並んでいる画像なのだが、Afterがとにかく嬉しそうなのである。その溌剌とした笑顔にわたしは想像力を掻き立てられ、その想像の先にはすごく幸せな気持ちがあった。明日いよいよ小説が発売になるカウントダウンエッセイの最終回が
『今、出来る、精一杯』新刊エッセイ
言葉に触って生きる 「根本さんは言葉に触ることができるんだね」これはわたしが最近言われて一番嬉しかった言葉だ。自分ではこんなこと考えたこともなかった。言われてみて、自分が扱う「言葉」について一度深く考えてみた。そう思ってもらえていることは嬉しかったけれど、果たしてわたしは本当に言葉に触ることができているだろうか。
『今、出来る、精一杯』新刊エッセイ
想像力の原点 「お友達の気持ちになって考えてみましょう」幼稚園や小学校で、このようなことを先生がよく言う。これは大人になって、生きていく上でとても大切なことだと思う。わたしはあまり学校という場所に良い思い出もなければ、今を生きる上で大切なことを習った記憶も正直ない。大切な友人と出会う場所ではあったが、学んだことは少なく、
『今、出来る、精一杯』新刊エッセイ
嘘との相性 嘘つきについて考えるのが子供の頃から好きだ。嘘が好きなわけではない。嘘が嫌いだからこそ、嘘つきの思考回路について考えるのが好きなんだと思う。小学校の時、とにかく嘘つきな子がいた。一人ではない、数人いた。中でも群を抜いて変な嘘つきだった女の子がいた。わたしは小中高と女子校に通っていたので、共学の雰囲気がわからないのだが…
『今、出来る、精一杯』新刊エッセイ
小説との距離感 今回、小説というものを初めてきちんと書いた。過去何度か「小説を書きませんか?」という依頼はいただいていたものの、どうしても「新作を書くなら舞台で」という気持ちが強くお断りしてきてしまっていた。2019年の年末、わたしは新国立劇場で「今、出来る、精一杯。」を清竜人さんを音楽監督に招き音楽劇として上演する試みをしていた。