インタビュー

ヘレンハルメ美穂さん
 二〇〇五年にスウェーデンで発表されるや、世界的な北欧ミステリーブームを巻き起こした「ミレニアム」シリーズ。著者S・ラーソンは三部作の執筆後に急逝しましたが、一五年には新たな著者を迎え第四部が発表され
川村元気さん
「一番尊敬している作家は、藤子・F・不二雄です」   インタビューは、この言葉ではじまった。 「F先生の作品は、いつもSF(すこし・不思議)で、古典落語のようにウイットとユーモアに満ちていま
konndou sann
 小説家の「わたし」が、手書きのファンレターを読むシーンから物語は始まる。〈実は、お手紙を書いたのは、先生がわたしたちの話に興味を持つのではないかと思ったからです。(中略)わたしと友達ふたりの、三十年
額賀澪さん
いままでやったことのない家族小説を書きたかった   きらら……『君はレフティ』の刊行から1年経たないうちに、書き下ろし長編『ウズタマ』の発表となります。精力的な、お仕事ぶりです。 額賀……い
川瀬七緒さん
商店街で革命を起こす!?  福島の田舎町の商店街で、一人の老人が改革に乗り出す。仕立て職人の彼が試みたのはコルセット「コール・バレネ」の製造。その美しさに目を留めたのは、一人の男子高校生だった──。川
瀬川さん
「君は今のままでだいじょうぶよ」   ──一般に、将棋のプロになるには日本将棋連盟の養成機関「奨励会」に入り、26歳までに四段に昇段しなければならない。しかし瀬川さんは奨励会退会後に各種アマ
sakayori
 ルネサンスの時代から「美」の象徴とされる「モナ・リザ」。一月に小学館文庫から発売予定の『モナ・リザ・ウイルス』は、この絵にまつわる謎を巡り、あらゆる「美」を破壊しようとするテロリストに神経美学者ヘレ
小嶋さん
 インタビュー当日の朝、小嶋陽太郎は特急あずさに乗って長野県松本市から上京した。彼は生まれ故郷である松本に今も暮らしている。『悲しい話は終わりにしよう』は、第七作にして初めて、この町を実名で登場させた
おおくあきこさん
 まず、タイトルにひと目惚れでした。綿矢りささんの小説『勝手にふるえてろ』をプロデューサーから渡され、ページを開く前から若い女の子が「大変だ、大変だ」と暴れ倒しているイメージが湧いてきたんです。私自身
原田ひ香さん
ランチ+酒+夜間のお仕事 「昔から担当してくれている集英社の編集者に、“今回の本はこれまで書いてきた要素を全部盛り込みましたね”と言われて。確かにそうだなと思って。食べ物の話だし、変わった職業が出てく
岡崎琢磨さん
デビュー直後の自分の意気ごみが表れた作品   岡崎……『さよなら僕らのスツールハウス』の1話目を書き出したのは、2013年の夏ごろです。当時、ドラマ『シェアハウスの恋人』が放送されていたり、
今村さん
──『屍人荘の殺人』は、新人賞受賞作としては珍しいほどの反響を呼びました。おもしろかったのが、本文の九十三ページで明らかになる「仕掛け」について、誰もが気を遣って、ネタばらしをしないようにSNSなどで
知念さん
『崩れる脳を抱きしめて』は、二〇作目にして初となる恋愛小説だ。執筆のきっかけは、編集者からの意外な提案だった。 「『時限病棟』(「病棟」シリーズ第二弾)の編集者から、次はがらっと作風を変えて、恋愛モノ
大森さん
 三浦しをんさんの小説は、平易な文章で希望が綴られるという印象を持つ方が多いんじゃないでしょうか。『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前狂騒曲』と三浦さんの小説を2本映画化した僕もそう思っていました。
松原葉子さん
 昨年六月の刊行からじわじわと版を重ねている英国発のヒット作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(小学館文庫、デボラ・インストール作)。主人公は「やだ」を連発するイヤイヤ期の男の子のようなぽんこつロボット
石黒さん
天才型の太宰治に惹かれた学生時代   ──ロボット工学の独創的な研究で知られる石黒教授は子どもの頃から集中力がずば抜けていた。  幼い頃から、画家になりたいと思っていたんです。小学校低学年の
あさのあつこさん
 本を開くと目に飛び込んでくるのは、九江泰樹と瀬戸田萌恵という二人の名前が記された結婚式の招待状だ。「わたしたちが、わたしたちの新たな旅立ちを祝っていただきたいと思う方々だけをご招待した、ささやかな宴
中谷さん
 デビュー作ながら、本国イギリスでの刊行直後、十五か国で翻訳が決定したという、注目のサイコスリラー『邪魔者』。厄介な事情を抱えた姉妹の複雑な心理描写がズキズキと刺さる前半から、家族の秘密が暴かれる後半