新刊『世界でいちばん弱い妖怪』収録▷「黄金人間」&表題作まるごとためし読み!

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【好評発売中】

世界でいちばん弱い妖怪

『世界でいちばん弱い妖怪』
著/キム・ドンシク 訳/吉川 凪


 
キム・ドンシク
1985年京畿道城南生まれ、釜山育ち。中学校を1年で辞め(後に検定試験を受けて高卒の資格を取得)、職を転々とした後、06年からソウルの鋳物工場で働く。16年から始めたネットサイトへの投稿がきっかけで注目を浴び、17年12月に超短編集『灰色人間』『世界でいちばん弱い妖怪』『十三日のキム・ナム』3冊が同時刊行。同シリーズは21年3月、全10巻が完結した。これまで実際に書いた作品は約900編にのぼる。

 
吉川 凪(よしかわ・なぎ)
大阪生まれ。仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学専攻。文学博士。著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』『京城のダダ、東京のダダ──高漢容と仲間たち』、訳書としてチョン・セラン『アンダー・サンダー・テンダー』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、崔仁勲『広場』、李清俊『うわさの壁』、キム・ヘスン『死の自叙伝』、朴景利『完全版 土地』などがある。金英夏『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。

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