源流の人

源流の人 第21回 ◇ 吉藤オリィ (株式会社オリィ研究所共同創設者代表取締役所長/ロボットコミュニケーター)
「孤独を解消すること」を命題に分身ロボット開発に没頭した日々 少年時代の苦い記憶を経て知った今を肯定しながら生きる尊さ 「生かされている」を「生きる」へ──テクノロジーで社会参加の可能性を広げる「黒い白衣」の開拓者は、空間を超えて人々を繫いでいく。東京・日本橋。昭和通りの交差点に面するカフェを訪ねた。「分身ロボットカフ
源流の人 第20回 ◇ 田口幹人 (合同会社 未来読書研究所 代表)
書店に生まれ、書店と共に生き続け絶望も乗り越えて「書店員の星」に まだ見ぬ一冊が拓く新たな人生の扉、次世代へ繋ぐために東奔西走は続く たった一冊から取次可能。流通の常識を覆す試みで、元書店員は本との出合いの場を広げてゆく。 一冊の本は、読む者を新たな世界へと繋ぐ扉だ──。その信念のもと、本と向き合い続ける人物と出会った言葉と真正面から向き合い磨き上げ、人物の活きる演劇空間を紡ぐ劇作家 物語は運命に翻弄され流転しながらそれでも光の射す方へと観衆を導く 芝居、ミュージカル、テレビドラマ。気鋭の脚本家は舞台の枠を超えて等身大の「人間」を描き出す。 この人の紡ぐ台詞は、一言たりとも聞き逃したくない──。劇場通いを日課とする筆者が敬愛する、気
源流の人 第19回 ◇ 長田育恵 (劇作家、脚本家、「てがみ座」主宰)
言葉と真正面から向き合い磨き上げ、人物の活きる演劇空間を紡ぐ劇作家 物語は運命に翻弄され流転しながらそれでも光の射す方へと観衆を導く 芝居、ミュージカル、テレビドラマ。気鋭の脚本家は舞台の枠を超えて等身大の「人間」を描き出す。 この人の紡ぐ台詞は、一言たりとも聞き逃したくない──。劇場通いを日課とする筆者が敬愛する、気
源流の人 第18回 ◇ 横山 剣 (クレイジーケンバンド・リーダー、作詞・作曲家)
デビュー四十年、還暦を越えた「東洋一のサウンド・マシーン」 ミナト・ヨコハマの風に吹かれ聴こえる旋律、見据える未来 初の全曲カバーアルバムで新境地を開いた〈歌うメロディー・メイカー〉は、聴く者を記憶の彼方へと誘い続ける。 カモメが蒼空を自由奔放に飛び交う、横浜港。その南端に突き出た本牧エリアは、日本におけるジャズやR&
源流の人 第17回 ◇ 松浦弥太郎 (エッセイスト、 クリエイティブディレクター)
大切なのは「ゼロ」からではなく「いち」からはじめるということ 大人気エッセイストが提唱する経験に依存しない新しい生き方 強い言葉は、ひとのこころを疲弊させる。言葉に込める思いがたとえ「正義」であったとしても、その思いを乗せる言葉が過剰に強ければ、広い海原ではおよそ予想もつかない波を生む。その波は、見当違いに海岸の砂を抉
源流の人 第16回 ◇ 天真みちる (企画・脚本・演出家)
「たそ」の愛称で親しまれる元タカラジェンヌはいま、花園の外から舞台を支え、新旧のファンを魅了する ある時は、主役の吸血鬼に血を吸われ、舞台上でやたらと暴れまくる、不動産業者。また、ある時は、王朝物でつねに目を半分だけ開けたままの、怪しげな右大臣。いかり肩でモヒカン頭の用心棒。角刈りにねじり鉢巻きの、威勢のいい車引き──
源流の人 第15回 ◇ 平林 景 (一般社団法人日本障がい者ファッション協会 代表理事)
パラ・ファッションだからこそかっこよく。自らスカートの裾を翻し目指すパリコレで、ランウェイの先に見ている地平とは。 一枚の巻きスカートをまとい、揺るぎない眼差しで立つ。そんな男性の姿をとらえた写真が、ここ最近、メディアを駆けめぐっている。黒を基調としたロングの巻きスカートには、「無限の空間」を主題にしたという、ほの青く
源流の人 第14回 ◇ 長谷川耕造 (株式会社グローバルダイニング 代表取締役社長)
若き日の欧州生活で得た国際感覚。数々のエンターテインメントレストランの創出者は、危機に瀕した日本の外食産業を救おうと闘っている。例年より遅く関東甲信地方の梅雨入りが発表された、その日の、宵のくち。東京・道玄坂上にある和食レストラン「権八 渋谷」を訪ねた。「大人の蕎麦屋」と銘打つこの店は、
源流の人 第13回 ◇ 森岡督行 (「森岡書店」店主)
国内外を問わず注目を集めるオルタナティブ書店の先導者は、未曽有の事態の中、新たな仕事を紡ぎ出す。東京・銀座一丁目。華やかな彩りをまとう大通りから入った閑静な一角に、世界でも唯一無二の書店がある。店の名は「森岡書店」。一九二九(昭和四)年に建てられたクラシックなビルの一階の、白を基調とした、シンプルでモダンな空間だ。
源流の人 第12回 ◇ ベロスルドヴァ・オリガ (弁護士)
仙台で高校生までを過ごし、東大大学院で学んだロシア語、日本語、英語のトライリンガルは、言語の壁を越え、国際仲裁の分野で世界を目指す。 北緯五十五度、ロシア連邦・シベリア最大の都市、ノヴォシビルスク。「新しいシベリアの都市」という意味の名が付けられたこの街は、ヨーロッパと沿海地方、中央アジア、モンゴル、そして中国とを結ぶ
源流の人 第11回 ◇ ナカムラクニオ (ブックカフェ店主・金継ぎ師・ アートディレクター)
やりたいことは一つでなくていい。導かれるようにして、パラレルキャリアが一人のテレビマンの生き方を変えていった。 夕焼け色の快速電車は新宿駅を出発すると、西へ西へとまっすぐ突き進む。JR中央線を荻窪駅で降り、賑わう商店街を西へ数分歩くところに、その「異界」はある。
源流の人 第10回 ◇ 小島武仁 (経済学者/東京大学教授)
ハーバード、イェール、スタンフォードで、世界でも最先端の経済理論を研究し、恩師、同僚はノーベル経済学賞を受賞。世界が注目する経済学者の目にはいま何が映っているのか。
源流の人 第9回 ◇ 三納寛之 (和菓子職人)
はかない四季の彩りを手の平から伝統を咀嚼した技術で精緻に再現 孤高の和菓子職人が発信する未知の味わいと宝石のような美の世界 SNSに商品をあげるや否や完売! しかも「食べるのがも
サリー楓 画像1
自らの性に向き合い、問い直し歩み始めた人生に集まる共感 建築家として従前の価値観を取り払い、越境していく 大事なのは、ジェンダーではなく「自分らしく」生きること。就職活動でもその信念は
源流の人 第7回 大江千里
ポップスの大舞台から飛び立ちNYで叩き込んだジャズの旋律人生の第二楽章を奏で始めて聴こえた音、これからのこと 渡米十二年。血を入れ替えるような日々を経てキャリアを重ねてきた。ピアニスト