特集
vol.2 わたしたち。
角田
わたし、西さんと逆で、読んだり書いたりするときに、映像がまったく浮かばないんですよ。ぜんぶ言葉で読むし、言葉でおぼえるし、自分で書いていても、顔とか浮かんだこと
なんて豪華な組み合わせなんだ! 2019年初夏、小説丸編集部では驚きの声があがりました。作家の角田光代さんと西加奈子さんが、一冊の絵本を制作したというのです。
脚本家としてもひろく知られる作家・向田
(取材協力 クレヨンハウス東京店 撮影 五十嵐美弥)
角田光代(かくた・みつよ)
1967年生まれ。小説家。90年デビュー作『幸福な遊戯』(福武書店)で海燕新人文学賞受賞。
女性らしさではなく、自分らしさで勝負したい。
老舗百貨店の外商員として男社会のなかで奮闘する高卒、中途採用、バツイチ、アラフォー女子の主人公・鮫島静緒。顧客は日本有数の高級住宅地・芦屋のセレブたち…
高校二年生の橙子と、彼女が抱えるある秘密を知った友人たちの心象を、リアルにとらえた意欲作『愛を知らない』(ポプラ社)を上梓したばかりの一木けいさん。そんな一木さんがファンと公言しているのが、漫画家の
2003年12月に第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作『太陽の塔』でデビューした森見登美彦さんと、2004年6月に第31回メフィスト賞受賞作『冷たい校舎の時は止まる』でデビューした辻村深月さんは
大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、一発屋の作家・豊隆。いつか一緒に仕事をしようと誓い合った幼馴染の2人が、不況に喘ぐ出版業界で"必要とされる物語"を生み出そうと奮戦する様子を描いた早見和真の『小説王
君が何を食べるか言ってみたまえ。君が何者であるかを言い当てよう──。世界に名を馳せたフランスの食通ブリア・サヴァランは、自著『美味礼讃』の中でそんな名言を後世に残している。食べ物はその人物の人となりを
冒険の舞台に選んだのは、近くて遠い月面の世界
──日頃からドラえもん愛を公言されてきた辻村さんですが、今回、映画『のび太の月面探査記』の脚本のオファーを受けた際、どのように感じましたか。
実は最初に
下村敦史さんの新作ミステリー『悲願花』の電子版カバーイラストを募集する「イラストQ」には、201作もの個性あふれる素晴らしい作品が集まりました。ご応募くださった皆様、ありがとうございます!
下
本誌の人気連載「鴨川食堂」の著者柏井壽氏と、今号に新作「冥土ごはん」を掲載する伽古屋圭市氏が食をテーマにした小説を書くことの楽しさを語り合った。
──大正時代を舞台にした小説を多く書いてきた伽古屋さ
『闇に香る嘘』『黙過』でいま最も注目される乱歩賞作家、下村敦史さんが放つ新作ミステリー 『悲願花』。
単行本と電子書籍が、12月13日(木)に発売されます。
そこで! 電子版のカバーイラストを大募
私たちが恋や結婚に求めるもの
──ランジェリーはときに恋を盛り上げる“小道具”にもなります。小説の後半では久しぶりの恋にときめく颯子が、自分と相手の好みの違いに悩むシーンが描かれますが、おふたりの恋
民俗学を学ぶ大学院生の藤崎千佳と、その師・古屋神寺郎が日本各地を巡りながら出会う"物語"を小誌で発表している夏川草介さん。「寄り道」「七色」「始まりの木」「同行二人」と四話が完成し、現在は来年発表
今から20年前の1998年、衝撃的な警察小説が刊行された。横山秀夫氏のデビュー作『陰の季節』である。刑事を主人公とせず、警察の管理部門に属する人々の葛藤を描いた本作はベストセラーとなり、第2作『動機
世界中でベストセラーとなった長編小説『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが現代の読者に向けてリメイクした『私はスカーレット』。「きらら」6月号からの連載開始を記念して、宝塚歌劇団の元男役トップであり、スカーレット役を演じた経験も持つ龍真咲さんと林さんが、個性的な美貌と嵐のような激しい気性を持つヒロインの魅力、作品の世界観について語り合いました。
シリーズ累計400万部を超える国民的ミステリー小説『謎解きはディナーのあとで』の「朗読劇」が4月24日から銀座・博品館劇場で上演中です。公演を記念して、小説丸では、原作者の東川篤哉さんと朗読劇に出演
シリーズ累計400万部を超える国民的ミステリー小説『謎解きはディナーのあとで』の「朗読劇」が4月24日から銀座・博品館劇場で上演中です。公演を記念して、小説丸では、原作者の東川篤哉さんと朗読劇に出演