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新刊エッセイ

hodonaku_2
長月天音『ほどなく、お別れです　それぞれの灯火』
悲しみの場所で強く生きる 　私は霊感があるわけでも〝気〟に敏感なわけでもな…
nanadowaraeba
古矢永塔子『七度笑えば、恋の味』
普通のジジイ　第一回日本おいしい小説大賞受賞作『七度笑えば、恋の味』を出版す…
LossNekoNikki
北大路公子『ロスねこ日記』
いない猫の代わりに 　我が家から猫がいなくなって十六年、未だに「死んだ猫の…
sangaku
笹本稜平『山岳捜査』
捨てる神あれば拾う神あり 　こういう場所で死ぬのも悪くないな──。抜けるよ…
shinkan_mattaku
黒田小暑『まったく、青くない』
「あの頃」に捧ぐ 　私は旅が好きで、以前はよく、ふらりと旅に出ていた。仕事…
GAP_colum
佐野 晶『ゴースト　アンド　ポリス　ＧＡＰ』
東海道線の天使 　選者である相場英雄さんが選評に「編集者と行う厳しく辛い研…
kazama_colum
長岡弘樹『風間教場』
まるで中学生のノリ 　山形県山形市。わたしが生まれ育ったところだ。大学時代…
analogdiary
角田光代『希望という名のアナログ日記』
私はきちんとそこにいた 　忙しいと言う大人にはなるまいと決めていたのに、三…
tasukimeshi_hakone
額賀 澪『タスキメシ　箱根』
物語が現実を追いかける──箱根駅伝予選会を終えて 　今しがた、箱根駅伝の予…
threesome
川瀬七緒『賞金稼ぎスリーサム！』
　わかり合えない最強の三人組 　悪党を追い詰める「賞金稼ぎ」という職業は世…
taiyo
鈴木るりか『太陽はひとりぼっち』
どんなに痛めつけられても、生きるしかない。 「太陽は、いつもひとりぼっちだ…
tiba_satsujin
アッシュ・スミス『千葉の殺人』
バーチーのダーマー 　本作の、書き始める前の仮題は『それは誰のせい』だった…
kimihadareka_
伊藤朱里『きみはだれかのどうでもいい人』
同じ景色を、違う目で（または聞けなかった声に寄せて） 　子供の頃、親戚に連…
soraha_nigenai
まはら三桃『空は逃げない』
置いてきたものと持ってきたもの 　私は未だに空を飛ぶ夢を見ます。うまく飛べ…
inochi_bana
安倍雄太郎『いのち短し、踊れよ男子』
彼女にフラれて気づいた友情の素晴らしさ！ 　はじめまして。安倍雄太郎と申し…
totyugesha_b
山本巧次『途中下車はできません』
北の大地で、常に人々と共にあった駅 　かつて北海道には、多くの鉄道路線が走…
hinata_bana
山本甲士『ひなた弁当』
気弱で冴えない中年男が見せた永倉新八イズム 　歴史好きの知人と飲んでいて何…
1973_bana_
ニクラス・ナット・オ・ダーグ 著、ヘレンハルメ美穂 訳『１７９３』
　革命の機運が高まる１８世紀末のストックホルムを舞台に、戦場帰りの荒くれ者と…