著者インタビュー

原田ひ香さん
ランチ+酒+夜間のお仕事 「昔から担当してくれている集英社の編集者に、“今回の本はこれまで書いてきた要素を全部盛り込みましたね”と言われて。確かにそうだなと思って。食べ物の話だし、変わった職業が出てく
岡崎琢磨さん
デビュー直後の自分の意気ごみが表れた作品   岡崎……『さよなら僕らのスツールハウス』の1話目を書き出したのは、2013年の夏ごろです。当時、ドラマ『シェアハウスの恋人』が放送されていたり、
知念さん
『崩れる脳を抱きしめて』は、二〇作目にして初となる恋愛小説だ。執筆のきっかけは、編集者からの意外な提案だった。 「『時限病棟』(「病棟」シリーズ第二弾)の編集者から、次はがらっと作風を変えて、恋愛モノ
大森さん
 三浦しをんさんの小説は、平易な文章で希望が綴られるという印象を持つ方が多いんじゃないでしょうか。『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前狂騒曲』と三浦さんの小説を2本映画化した僕もそう思っていました。
あさのあつこさん
 本を開くと目に飛び込んでくるのは、九江泰樹と瀬戸田萌恵という二人の名前が記された結婚式の招待状だ。「わたしたちが、わたしたちの新たな旅立ちを祝っていただきたいと思う方々だけをご招待した、ささやかな宴
ふじおかさん
丹後地方の医師との出会い    京都府の北部、丹後半島にある、海と山に囲まれた小さな町。藤岡陽子さんの新作『満天のゴール』はそこが舞台だ。 「私が育ったのは京都市内ですが、車で1時間半ほどで
かわさきさん
北の山中で熊に遭遇する親子    河﨑秋子さんの職業は作家であり、羊飼いだ。大学卒業後にニュージーランドで緬羊飼育技術を1年間学んだあと、北海道で酪農を営む自宅で緬羊の飼育・出荷をしている。
鈴木るりかさん
一生分の『ちゃお』を読みたくて小説を応募   内田……『さよなら、田中さん』を読ませていただきました。面白い! という言葉が、このぐらいふさわしい小説はないんじゃないかと思うほどでした。 鈴
古沢さん
 子どもの頃、近所の児童館に卓球台があって、友達と入り浸っていました。同じ頃、サッカーもやっていたのですが、チームプレーにはどうも馴染めませんでした。その点、卓球は基本的には個人競技で、相手と心理を読
阿部智里さん
 山内と名付けられた異世界を舞台にした和風ファンタジー〈八咫烏シリーズ〉の第六作『弥栄の烏』では、八咫烏の一族と宿敵・大猿との最終決戦が描かれている。 「これまではシリーズのどこからでも、単体で読める
池上永一さん
知らなかったボリビア移民の歴史    池上永一さんといえばさまざまなエンターテインメント作品を発表するなかで、石垣島を舞台にしたマジックリアリズム的小説『風車祭(カジマヤー)』や、琉球王朝
英 勉
 僕は完全な受注型人間です。面白そうな企画のオファーがあれば、自分に合うかどうかは考えずに飛びつきます。今作の『あさひなぐ』も人気アイドルグループ「乃木坂46」主演で高校の薙刀部を舞台にした映画という
古谷田奈月
  隣のおばさんはゴリラ!?    三月。十五歳になった小春は、〈若い人間として生きられる、これが最後の一年だ〉と憂える少女。色で占いをする〈色見〉の祖母の影響で、自分も絵の具を使
三津田信三
先に決まったタイトルから着想を得た物語 宇田川……最新作の『わざと忌み家を建てて棲む』を読ませていただきました。本当に怖くて、面白かったです。 山田……私も、怖かったです。三津田さんの小説のなかでは、
高殿円
 すべての始まりは、自身初となる新聞小説の依頼が舞い込んだことだった。 「最初は週一回刊行の子ども新聞で連載を、という話だったんです。うちには小学四年生の息子がいるんですけど、まぁ頭の中はドッヂボール
三島有紀子
 重松清さんが1996年に書かれた原作小説は元々読んでいました。映画にしたいけど自分では脚本書けないなあと思っていたんです。でも、脚本家の荒井晴彦さんとの出逢いで一変しました。私は萩原健一さんと倍賞美
臼井 央
 本のタイトルに、一目見たときから惹かれました。企画を考える際に僕が大切にしているのは作品のタイトルです。作品との出会いは、タイトルとの出会いなんです。『君の膵臓をたべたい』という原作小説の装丁とタイ
浅田次郎
 一年のうち三分の一から四分の一は旅をしていると公言する浅田次郎は、旅の経験や発見を小説に溶かし込んでいく一方で、旅の出来事をダイレクトに綴るエッセイも二〇〇二年から毎月一本、原稿用紙七枚のボリューム