著者インタビュー

英 勉
 僕は完全な受注型人間です。面白そうな企画のオファーがあれば、自分に合うかどうかは考えずに飛びつきます。今作の『あさひなぐ』も人気アイドルグループ「乃木坂46」主演で高校の薙刀部を舞台にした映画という
古谷田奈月
  隣のおばさんはゴリラ!?    三月。十五歳になった小春は、〈若い人間として生きられる、これが最後の一年だ〉と憂える少女。色で占いをする〈色見〉の祖母の影響で、自分も絵の具を使
三津田信三
先に決まったタイトルから着想を得た物語 宇田川……最新作の『わざと忌み家を建てて棲む』を読ませていただきました。本当に怖くて、面白かったです。 山田……私も、怖かったです。三津田さんの小説のなかでは、
高殿円
 すべての始まりは、自身初となる新聞小説の依頼が舞い込んだことだった。 「最初は週一回刊行の子ども新聞で連載を、という話だったんです。うちには小学四年生の息子がいるんですけど、まぁ頭の中はドッヂボール
三島有紀子
 重松清さんが1996年に書かれた原作小説は元々読んでいました。映画にしたいけど自分では脚本書けないなあと思っていたんです。でも、脚本家の荒井晴彦さんとの出逢いで一変しました。私は萩原健一さんと倍賞美
臼井 央
 本のタイトルに、一目見たときから惹かれました。企画を考える際に僕が大切にしているのは作品のタイトルです。作品との出会いは、タイトルとの出会いなんです。『君の膵臓をたべたい』という原作小説の装丁とタイ
浅田次郎
 一年のうち三分の一から四分の一は旅をしていると公言する浅田次郎は、旅の経験や発見を小説に溶かし込んでいく一方で、旅の出来事をダイレクトに綴るエッセイも二〇〇二年から毎月一本、原稿用紙七枚のボリューム
海猫沢めろん先生
世間が押しつける子育ての常識に抗いたい   きらら……『キッズファイヤー・ドットコム』は、海猫沢さんの実体験が読み取れる育児小説です。もともと書かれる予定だったのですか? 海猫沢……いえ、ま
谷崎由依さん
ある日突然イメージが降りてきた    海を行く小舟が向かう先に小島がある。その島に〈ぼく〉はずっといる。島から出てはいけないと言われているのだ。理由は〈ぼく〉の顔が化け物だから──。谷崎由依
真梨幸子さん
取材で書くよりもゼロから創作した方が大胆になれる   内田……まず『祝言島』のタイトルが秀逸です。このタイトルを思いつかれたきっかけは? 真梨……今回の物語は『きらら』からオファーがあった段
長嶋 有さん
日常の中で触れる訃報の数々     長嶋有さんの『もう生まれたくない』は大学に集まる職員や学生たちが、同じ訃報を目にするという共通点で連なっていく群像劇だ。きっかけのひとつは、別名義でミニコ
伊藤朱里さん『稽古とプラリネ』
29歳ライターの仕事と友情とお稽古  2015年に第31回太宰治賞を受賞した伊藤朱里さんが、待望の第2作を発表した。タイトルは『稽古とプラリネ』。主人公は3年間勤めた銀行を辞め、副業でやっていたライタ
瀧羽麻子さん
京都の学生たちのキュートな恋愛模様を描いた、瀧羽麻子さんの人気シリーズ最新作、『左京区桃栗坂上ル』が6月末に発売されます。幼い頃の淡い気持ちから、ゆっくりと恋が育まれていく青春小説です。「左京区」シリーズのファンだという、三省堂書店新横浜店の佐々木麻美さんと紀伊國屋書店新宿本店の今井麻夕美さんが、瀧羽さんに最新作の読み
辻村深月さん
不思議な城に集められた少年少女 「何人もの読者の方に、“この本は『冷たい校舎の時は止まる』のアンサーだと思いました”と言われました。デビュー作から読んでくれている人が待っていたものが書けたのかな、と思
青山七恵さん
二人組の存在をテーマにしてきた   きらら……『ハッチとマーロウ』は長野県の別荘で、シングルマザーの母親と暮らす姉妹の物語です。ご構想のきっかけを教えてください。 青山……ずっと以前から、双
柚月麻子さん
あの連続不審死事件がきっかけ  交際していた男性が次々と不審な死を遂げていることが発覚、物的証拠のないまま無期懲役を言い渡されて控訴審を控えている女、梶井真奈子。週刊誌記者の町田里佳は拘置所の彼女に手
羽田圭介さん
テレビに出るのは小説執筆のための潜入取材 きらら……『成功者K』、面白かったです。芥川賞を受賞して一躍人気者になった主人公Kが、出会う女性と次々にセックスしていきます。男子読者の多くは爆笑するであろう
蛭田亜紗子さん
大正時代、北の地を目指した人々  2008年に「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、映画化もされたデビュー作『自縄自縛の私』(「自縄自縛の二乗」を改題)、『フィッターXの異常な愛情』などの