三宅香帆

採れたて本!【エンタメ】
 恋愛ほど、「もしも」を考えてしまうジャンルはないのかもしれない。もしも自分がこうしていたら、あるいは、もしも状況がこうだったら、あるいは、もしも相手がこう言っていたら……。どうしても考えてしまうのが、恋愛なのではないだろうか。それはきっと仕事や勉強や趣味や育児や、その他多くの悩みごとに比べ、自分ではどうしようもない部
採れたて本!【エンタメ】
「女の子たちが……、女性が夢見がちでいられる世界が本来のあるべき姿なんですよ」本書『らんたん』にはこんな台詞が登場する。しかし夢を見ることは存外難しい。夢を見ては破壊され、押し潰されるような世の中であっては、夢見がちになんてなれない。だからこそ実際に、女性も夢を見られるように尽力した人々が、日本にいた。本書はそんな物語