吉野弘人

採れたて本!【海外ミステリ】
 お前と、お前の愛する者全てを殺す。殺人鬼の冷徹な脅迫から幕を開けるロバート・ベイリー『最後の審判』(小学館文庫)は、老弁護士トムを描く四部作の完結編にして、胸が張り裂けるような犯罪小説だ。ベイリーはこの四部作で、法廷ミステリーの中心街道を爆走してきた。一作目『ザ・プロフェッサー』では、仕事・私生活ともに追い詰められる
◎編集者コラム◎ 『最後の審判』ロバート・ベイリー 訳/吉野弘人
「ありがとう、教授」原稿を読み終えて、思わず呟いてしまった言葉です(作中にも、主人公トムの担当医の言葉として登場します)。二〇一九年三月に刊行した第一作『ザ・プロフェッサー』にはじまり、『黒と白のはざま』『ラスト・トライアル』と巻を重ねてきたアメリカ発胸アツ法廷エンタメシリーズも、いよいよ最終作となりました。
吉野弘人『ゴルファーズ・キャロル』
講釈師見てきたような嘘をつく 除夜の鐘と同じ数を叩く典型的な煩悩ゴルファーだった私でも、ボビー・ジョーンズのニッカーボッカー姿の写真には見覚えがあるし、ベン・ホーガンの『モダン・ゴルフ』も実は持っていた。アーノルド・パーマーやゴールデン・ベアもファッションブランドとして有名だ。
◎編集者コラム◎ 『ラスト・トライアル』著/ロバート・ベイリー 訳/吉野弘人
 お待たせしました!伝説の教授トムと教え子リックの弁護士コンビ、黒人弁護士ボーや検事パウエルら「熱き魂の男たち」が活躍する『ザ・プロフェッサー』シリーズ第三弾『ラスト・トライアル』をお届けします。各方面で熱い支持を頂いている本シリーズ、一年前に刊行した第二作『黒と白のはざま』はおかげさまで、昨年の年末ベストにもランクイ
翻訳者は語る 吉野弘人さん
 米国南部を舞台に、大学を追われた老教授トムと就職に躓いた教え子リックの弁護士コンビが悪徳経営者を相手に闘う法廷スリラー『ザ・プロフェッサー』。正義、スポーツ、友情……清々しいまでにわかりやすい勧善懲
shosetsumaru_sansho_
「本当に面白かったです。この本を出してくれてありがとう。続編もぜひ出してくださいね!」編集部の電話が鳴ったのは昨年の春、アメリカの胸アツ法廷スリラー『ザ・プロフェッサー』を刊行して間もなくのことでした。電話の主は、落語家の林家正蔵さん。週刊誌に掲載された本書の書評を読み、「面白そうだ」と書店で買い求め、読了後その興奮も
shosetsumaru_sansho_
「自分がいかにこの作品に引き込まれたのか。読み終えて、思わずカミさんにストーリーを話したくなりました。誰かに言わずにはいられなくなったからです。」ジャーナリストの柳澤秀夫さんが『ザ・プロフェッサー』に寄せてくれた推薦文です。柳澤さんといえば、昨秋までNHKの人気番組『あさイチ』MCを務め、