著者インタビュー

三島有紀子
 重松清さんが1996年に書かれた原作小説は元々読んでいました。映画にしたいけど自分では脚本書けないなあと思っていたんです。でも、脚本家の荒井晴彦さんとの出逢いで一変しました。私は萩原健一さんと倍賞美
臼井 央
 本のタイトルに、一目見たときから惹かれました。企画を考える際に僕が大切にしているのは作品のタイトルです。作品との出会いは、タイトルとの出会いなんです。『君の膵臓をたべたい』という原作小説の装丁とタイ
浅田次郎
 一年のうち三分の一から四分の一は旅をしていると公言する浅田次郎は、旅の経験や発見を小説に溶かし込んでいく一方で、旅の出来事をダイレクトに綴るエッセイも二〇〇二年から毎月一本、原稿用紙七枚のボリューム
海猫沢めろん先生
  きらら……『キッズファイヤー・ドットコム』は、海猫沢さんの実体験が読み取れる育児小説です。もともと書かれる予定だったのですか? 海猫沢……いえ、まったく書くつもりはありませんでした。結婚
谷崎由依さん
   海を行く小舟が向かう先に小島がある。その島に〈ぼく〉はずっといる。島から出てはいけないと言われているのだ。理由は〈ぼく〉の顔が化け物だから──。谷崎由依さんの新作長篇『囚われの島』は、
真梨幸子さん
  内田……まず『祝言島』のタイトルが秀逸です。このタイトルを思いつかれたきっかけは? 真梨……今回の物語は『きらら』からオファーがあった段階で、すぐ決まりました。禍々しいタイトルよりも、何
長嶋 有さん
    長嶋有さんの『もう生まれたくない』は大学に集まる職員や学生たちが、同じ訃報を目にするという共通点で連なっていく群像劇だ。きっかけのひとつは、別名義でミニコミ誌に連載している、「死んで
伊藤朱里さん『稽古とプラリネ』
 2015年に第31回太宰治賞を受賞した伊藤朱里さんが、待望の第2作を発表した。タイトルは『稽古とプラリネ』。主人公は3年間勤めた銀行を辞め、副業でやっていたライターに本腰を入れることにした南景以子。
瀧羽麻子さん
  きらら……『左京区桃栗坂上ル』は、瀧羽さんの「左京区」シリーズ5年ぶりの新作です。ファンにはおなじみの登場人物・安藤くんと、彼の幼なじみの璃子ちゃんの恋模様を描いた、青春物語になっていま
辻村深月さん
「何人もの読者の方に、“この本は『冷たい校舎の時は止まる』のアンサーだと思いました”と言われました。デビュー作から読んでくれている人が待っていたものが書けたのかな、と思えて嬉しかったです」  と語る辻
青山七恵さん
  きらら……『ハッチとマーロウ』は長野県の別荘で、シングルマザーの母親と暮らす姉妹の物語です。ご構想のきっかけを教えてください。 青山……ずっと以前から、双子の話を書きたい気持ちがありまし
柚月麻子さん
 交際していた男性が次々と不審な死を遂げていることが発覚、物的証拠のないまま無期懲役を言い渡されて控訴審を控えている女、梶井真奈子。週刊誌記者の町田里佳は拘置所の彼女に手紙を書き、取材を試みる──柚木
羽田圭介さん
きらら……『成功者K』、面白かったです。芥川賞を受賞して一躍人気者になった主人公Kが、出会う女性と次々にセックスしていきます。男子読者の多くは爆笑するであろう内容でした。 羽田……いやぁもう、これだけ
蛭田亜紗子さん
   2008年に「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、映画化もされたデビュー作『自縄自縛の私』(「自縄自縛の二乗」を改題)、『フィッターXの異常な愛情』などの著作で知られる蛭田亜
藤谷治さん
高頭……刊行前のプルーフ本で『世界でいちばん美しい』を拝読しました。この小説は「けむり」というタイトルでいつかは書きたいと、藤谷さんが構想に十年をかけられた物語だと伺いました。 藤谷……『おがたQ、と
fujitani_san
 島崎哲には親友がいる。雪踏文彦、通称せった君。小学生の頃、勉強ができなくて周囲から馬鹿にされていたせった君だが、島崎がピアノを弾く姿を見ただけで同じ曲を弾いてみせて周囲を驚かせる。そう、彼はとてつも