話題作、読んで観る?

◉話題作、読んで観る?◉ 第20回「火口のふたり」
 直木賞作家・白石一文が2012年に発表した同名小説の映画化。さまざまな大人の恋愛小説を手掛け、熱烈なファンを持つ白石だが、映画化されるのは今回が初めて。ベテラン脚本家の荒井晴彦がみずから監督も務め
◉話題作、読んで観る?◉ 第19回「アルキメデスの大戦」
 東大受験漫画『ドラゴン桜』で知られる三田紀房が「ヤングマガジン」で連載中の歴史コミックを、『永遠の0』を大ヒットさせた山崎貴監督がVFXたっぷりに実写化した。数学で太平洋戦争の勃発を防ごうとする天
◉話題作、読んで観る?◉ 第18回「Diner ダイナー」
 暴力と血にまみれた平山夢明の毒々しい長編小説が、人気フォトグラファーでもある蜷川実花監督によって華やかに実写映画化された。蜷川監督は『ヘルタースケルター』以来、7年ぶりの新作。原作が胃もたれしそう
◉話題作、読んで観る?◉ 第17回「空母いぶき」
 2014年から「ビッグコミック」で連載中のかわぐちかいじの同名漫画が実写映画化された。『沈黙の艦隊』『ジパング』などスケールの大きな作風で知られるかわぐち作品だけに、航空機搭載型護衛艦「いぶき」を
◉話題作、読んで観る?◉ 第15回「美人が婚活 してみたら」
 美人は美人なりの悩みや闇を抱えているらしい。漫画アプリで連載され、累計1000万PVを突破しているエッセイコミック『美人が婚活してみたら』が映画化された。松岡茉優主演作『勝手にふるえてろ』のヒット
◉話題作、読んで観る?◉ 第14回「翔んで埼玉」
 東京都に最も近い"ローカル"である埼玉県を徹底的にディスった魔夜峰央のギャグ漫画『翔んで埼玉』が、二階堂ふみ、GACKTのダブル主演作として実写映画化された。2つの点で注目される異色コメディとなっ
◉話題作、読んで観る?◉ 第13回「バーニング 劇場版」
 村上春樹文学において、1984年に刊行された短編集『螢・納屋を焼く・その他の短編』は重要な位置を占めている。巻頭を飾る『螢』は、その後『ノルウェイの森』として長編化された。続く『納屋を焼く』は、この
◉話題作、読んで観る?◉ 第11回「来る」
 澤村伊智の作家デビュー作『ぼぎわんが、来る』は、宮部みゆきら選考委員全員が絶賛し、2015年の「日本ホラー小説大賞」を受賞した話題作だ。一見幸せそうに見えるサラリーマン一家だが、章ごとに語り手が変わ
◉話題作、読んで観る?◉ 第10回「憶男」
 お金と幸せの関係について考えさせる異色のエンターテイメント作だ。『告白』『君の名は。』などのヒット作で知られる東宝の川村元気プロデューサーの小説を、金融ドラマ『ハゲタカ』(NHK総合)でブレイクした
◉話題作、読んで観る?◉ 第9回「愛しのアイリーン」
 世間の流行に迎合することなく、不器用ながらもガムシャラに生きる主人公たちを描く漫画家・新井英樹の作品は、多くのクリエイターたちに影響を与え続けている。長編デビュー作『宮本から君へ』が池松壮亮主演ドラ
検察側の罪人
 なぜ冤罪事件は起きるのか? その構造を解き明かした、雫井脩介原作の骨太な司法サスペンスを、『クライマーズ・ハイ』などの群像劇で成功を収めた原田眞人監督がスリリングな人間ドラマに仕立てている。  東京
mirainomirai
 劇場アニメ『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』を大ヒットさせた細田守監督のオリジナル新作。4歳児のくんちゃん(声:上白石萌歌)は両親の愛情を生後間もない妹の未来ちゃんに奪われたことにがっかり
punk
 ロックミュージシャンでもある芥川賞作家・町田康の長編を原作に、同氏出演で邦画界にニューウェーブを巻き起こした『爆裂都市 BURST CITY』(82年)の石井岳龍監督が映画化。脚本は売れっ子の宮藤官
soratobu
 池井戸潤の企業小説は、『半沢直樹』(TBS系)の大ヒット以降、各テレビ局で引っ張りだこ状態が続いている。2006年に発表された『空飛ぶタイヤ』は直木賞候補にもなった池井戸の代表作のひとつだが、09年
korounochi
 松方弘樹、菅原文太らが男臭さを競い合った東映ヤクザ映画『仁義なき戦い』(1973年)の大ファンであることを公言する山形在住の作家・柚月裕子。東映系で公開される『孤狼の血』は、2016年の日本推理作家
syonen
 乱交パーティーに集まった若い男女の本音をえぐり出した三浦大輔監督の映画『愛の渦』(2014年)は、R18指定ながらスマッシュヒットを記録した。直木賞作家・石田衣良の同名小説を原作にした新作『娼年』も
kyonennohuyu
 芥川賞作家・中村文則の小説は純文学性とミステリー性を融合させたものが多く、若い世代から絶大な支持を得ている。そんな人気作家を、映画界が放っておくはずがない。中村作品は今まで何度か映画化されているも
羊の木
 原作は『がきデカ』の山上たつひこ、作画が『ぼのぼの』のいがらしみきお、と漫画界のレジェンドがタッグを組んだことで話題を呼んだ原作コミック。ギャグ漫画で人気を極めた山上といがらしだが、同作は元受刑者が