大竹しのぶ主演でテレビドラマ化決定!
終末期医療の訪問医が見届けた感動実話全9話。 数多くの「看取り」を続けてきた医師が問う 「人にとって最もふさわしい最期の場所」とは。 真の家族愛を描いたあの感動作がついに文庫化。 そしてテレビドラマ化も決定。 著者は地方の開業医。 開業医といっても、この医院を訪ねてくる患者さんはほとんどいない。 なぜならこの医師は訪問専門の医者だから。 患者には末期ガンや脳梗塞を患う人が多く、 これまで何百人という患者さんを看取ってきた。 その過程で人間にとって、本当に幸せな最期とは? と、医師は常に考えるようになった。 本書ではその医師が経験してきたさまざまな「看取り」のなかから、 せつなくも感動的な最期のカタチを、9編集めている。 どの話にも、私達がいま考えておかなければならない テーマがつまっていて、思わず涙するシーンが待っている。