そして8日目に愛を謳った。

世界が終わる前に探し出した、本当の自分

 わたしはこの世界が嫌いだ。  そんな気持ちを誰にも知られないように、周りが期待する「わたし」らしさを装って、当たり障りのないよう生きてきた女子高生の佐伯真魚。ある日、差出人不明の手紙…

小学館文庫シリーズ