柚木麻子

銀座鮨店に10年通ったバブル期OL物語

 80年代。都内で働いていた青子は、25歳で会社を辞め、栃木の実家へ帰る決意をする。その日、彼女は送別会をかね、上司に連れられて銀座の高級鮨店のカウンターに座っていた。彼女は、そのお店で…

小学館文庫シリーズ