瀬戸内寂聴

北原白秋をめぐる三人の妻を描いた長編小説

 国民的詩人・北原白秋が没して四年後の一九四六年暮れ、大分県香々地の座敷牢で一人の女性がひっそりと息を引き取った。歌人であり詩人であったその才女の名は江口章子。白秋の二番目の妻でもあった…

利他
著/瀬戸内寂聴,稲盛和夫 発売日:2014-03-06

なぜ、いい人ほど不幸になるのか?

 "「誰かのため」なら、もっとよく生きられる——。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。 九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し、「青空説…

小学館文庫シリーズ