スティーヴン・キング

20世紀最高の奇跡と癒やしの物語が蘇る!

 死刑囚ジョン・コーフィが起こした奇跡を目の当たりにし、彼の持つ癒やしの力を知ったコールド・マウンテン刑務所看守主任のポールは、コーフィが行ったとされる少女殺人に疑問を抱きはじめる。  そんな中、ポールの親友でもある刑務所長の妻が脳腫瘍に倒れる。ポールは他の看守たちとともにコーフィを刑務所から抜け出させ、所長の妻の治療をさせるという一か八かの賭に出た。またも奇跡が起き、戻った刑務所ではさらにコーフィが驚くべき力を発揮する。  そしてポールたちは、コーフィの事件の真実を知ることになる。しかしその時には、すでにコーフィの処刑が目前に迫っていた……。  世界屈指のストーリーテラーによる、20世紀最高の奇跡と癒やしの物語が感動も鮮やかに蘇る。

世界中が涙したあの名作が17年を経て蘇る

 大恐慌の嵐が吹き荒れる1932年のアメリカ南部、コールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房。刑務所内の電気椅子へと続く通路は、床に緑のリノリウムが張られていることから通称〈グリーン・マイル〉と呼ばれている。  ここに、双子の少女を強姦殺害した罪で死刑が確定した黒人男性ジョン・コーフィが送られてくる。看守主任のポールは、横暴な新入り看守や、問題ばかり起こす兇悪な死刑囚への対応に日々追われる一方で、巨体ながら穏やかでいつもさめざめと泣いているコーフィに一抹の違和感を抱いていた。そんなある日、ポールはコーフィの起こしたある奇跡を目の当たりにしてしまう……。  全世界で驚異的ベストセラーとなり、映画も大ヒットしたエンタテインメントの帝王による不朽の名作が、日本では17年の時を経て蘇る!

作家自身が「秘密」を語る。待望の新訳刊行

 「われわれ三文文士の多くもまた、及ばずながら言葉に意を注ぎ、物語を紙の上に紡ぎだす技と術に心を砕いている。本書のなかで、私はいかにして『書くことについて』の技と術に通じるようになったか、いま何を知っているのか、どうやって知ったのかを、できるだけ簡潔に語ろうと思っている。テーマは私の本業であり、言葉である」(本文より)  ベストセラーを次から次へと生み出す、アメリカを代表する作家が、自らの「書くことについて」を解き明かしした自伝的文章読本。作家になるまでの苦闘物語から始まり、ドラッグとアルコール漬けの作家生活を語る半自叙伝の回想。書くために必要となる基本的なスキルの開陳。いいものを書くための著者独自の魔法の技。そして「書くことと」と「生きること」を重ね合わせる作者自身の人生観まで。ひとりの作家の「秘密」がそこかしこに語られるドキュメンタリー。  2001年に「小説作法」として翻訳されたスティーヴン・キングの名著を、新たに平明で簡潔な文章で訳した新訳版。新たに巻末には著者が2001年から2009年にかけて読んだ本の中からベスト80冊を選んだリストを掲載。

小学館文庫シリーズ