「オレ、ここで投げなかったらきっと後悔する!」強豪横浜リトルとの激闘で見事勝利をおさめた三船ドルフィンズ。だが、エースで4番の吾郎はチームメイトに何も告げず福岡へ転校してしまう……。さっそく名門博多南リトルに入団した吾郎だが、なぜかエースの古賀だけが吾郎の入団を歓迎していなかった——。果たしてその理由は? なぜ、吾郎はサウスポーになったのか? 今はじめて明かされる友情の物語!
「ちょっとだけ……ほんのちょっとの間だけ……さよなら、おとうさん」 母親だけでなく、プロ野球選手だった父までも亡くした九歳の吾郎は、父と同じ道を歩むべく、リトルリーグに入団した。チームメイトとともに歩んだ三船リトル時代から、名門横浜リトル時代までをあますことなく描いた、劇場版「MAJOR 友情の一球(ウイニングショット)」のプレストーリー!