2000年、長い一党支配が終わり、初めて民主的選挙で政権交代した台湾。徹底取材によって、この「国産み神話」誕生の瞬間を記した本書は日本、台湾でベストセラーになったが、潜在していたタブーも炙りだしてしまい、中国統一派によるバッシングや入境禁止処分などの騒動を巻き起こした。だが、2008年、台湾は再び国民党政権に逆戻りしてしまった。目先の経済的利益を優先した彼らが直面しているのは国家のアイデンティティ崩壊と急速な「中華化」だ。国家とは何か。ナショナリズムとは何か。台湾を見守り続ける著者の衝撃作を今、加筆して文庫化。
戦争には大義も正義もいらないのか! 大量破壊兵器を発見できないまま執拗にイラク攻撃を続けたアメリカ。アメリカの属国となって追従し続ける日本政府。それが国益だと居直る「親米ポチ」と化した保守論者たち。国際法を踏みにじる暴挙と日本の国柄を汚す妄言を、よしりんが論破する! 邦人人質事件、橋田信介氏殺害、米軍による捕虜虐待などのイラク情勢のほか、屈辱の北朝鮮外交、揺れる台湾選挙、衝撃の長崎女児同級生殺人事件など、世に蔓延する「現状肯定主義」にゴーマンをかます! 「笑い」と「武士道」についての異色対談など特別企画も満載。
イラク戦争、対米追従、占領支援は断じて間違っている! 本書は「大量破壊兵器の排除」から「独裁政権の打倒」へ論点をすり替えてきたアメリカ、日本政府、知識人、マスコミの欺瞞を問う。特集「あの時、ポチはこう吠えた。」で見えてくるのは、のらりくらりとその場をごまかしてきた日本の言論界の情けない姿だ。今こそ本書を読めば、「テロとの戦い」の名目でうやむやにされてきた「大義なき侵略」の真実と、日本政府の保身ぶりが実によくわかる! それにしても、よしりんの見通しがこんなに的中しているとは驚きだ!
愛国心むき出しでイラク攻撃を止めない米国と、依頼心むき出しで追従する日本。それで国際社会の動きに乗れると思ったら大間違い。紛争は長期化、民間人を巻き込むテロも頻発。世界はどんどん野蛮化しているではないか! 描き下ろし「ちょんまげよしりん『親米でござる!』」を巻頭にイラク、北朝鮮、パレスチナ情勢等で米国に尻尾を振る言論人「ポチ・ホシュ」をメッタ斬り! 田原総一朗氏、長谷川三千子氏との超刺激的な対談も収録。
9・11同時多発テロによってアメリカの世論は一気に右傾化した。ブッシュは報復としてアフガン攻撃を始め、泥沼の戦争へ突入していくことになる。日本では「反米・親米」論争が巻き起こり、反米を唱えた著者は保守派言論人による人格攻撃に晒される顛末。だが、よしりん節は止まるどころか、アメリカに尻尾を振る 親米“ポチ・ホシュ”を完膚なきまでに論破する! 他に「教科書をつくる会」との決別や靖國問題など超弩級の特別企画満載!
台湾人のアイデンティティに焦点を当てた『台湾論』は日本、台湾、中国で大反響を巻き起こした。なんと台湾ではよしりんが入境禁止に! 『台湾論』の波紋、中国共産党に頭が上がらない親中政治家、官僚、知識人への反論など騒動の顛末を詳細にまとめる。さらに教科書検定での「不合格工作員潜入事件」、教科書採択を裏で操る教員の実態に迫る。他に「オリンピックとナショナリズム」「無党派の市民主義に意義あり」など17編収録。
徹底した反日教育の“賜物”により、反日デモが吹き荒れる中国。共産党政府が肝入りで「南京虐殺」キャンペーンを展開し反日を煽るのは、自らの「チベット民族浄化」を隠ぺいするためでもあった! その恐るべき実態と、「チベット」問題に見ぬふりをする外務省や国連の欺瞞を明かす。他に「天皇陛下御即位十年式典と祈り」「マスコミにNO!と言える国民」「逆転勝訴の真相」など、腰抜けマスコミと知ったかぶり知識人もメッタ斬り!
「南京大虐殺」の虚構に眼をつぶり、日本人を巨悪にしたてあげることで、ホロコースト問題に対する自らの罪悪感から逃れようとする反日ドイツ人記者。そして、世界中の反日感情に火をつけてまわるサヨク運動家たちと根強くはびこる自虐史観……。こんな歪んだ「敵」に、よしりんが一喝! オウム擁護派も「少年H」も叩っ斬り、歴史教科書や情報公開問題にも鋭く迫る。『SAPIO』連載作のほか、特別書き下ろし「欧州より国を想う」収録。
ゴーマニストかく戦えり! 本書では新規参入の「新・ゴー宣」読者のために描き下ろした「ゴーマニズム戦記」を収録。小林よしのりが「ゴーマニスト」になっていく衝撃の軌跡と内幕が初めて描かれる。他に、「南京事件」「『戦争論』批判に応える」「朝日新聞の危険」「携帯電話の友情ごっこ」など、戦後民主主義の虚妄と「個」と「公」の問題に鋭く迫る! 「語るゴーマニズム宣言」でも、よしりんワールド満開!
日本人よ、自信を取り戻せ!戦後日本への熱きメッセージ
"師李登輝・台湾前総統と""生徒""小林よしのりが白熱対談! 「人間とは何か」から「『二国論』の真意」、「リーダーの資質」そして「歴史教育問題」まで、中国相手に一歩も引かぬ男がここまでしゃべった! 若者へは国づくり・政治の醍醐味を語り、ジャーナリズムへは爆弾発言を贈り、日本人へは大志を促す。""日本人よ、自信を取り戻そう!"" 自由を持て余し、さ迷い続ける戦後日本人への叱咤と熱い想いを、あなたは受け止められるか。"
「子供の人権」から「謝罪外交」まで、平和に甘える日本に喝!
ますます絶好調のよしりんが、「個と公」の問題から「サッカー・ワールドカップ」「ワインブーム」「学校教育」「子供の人権」「南京と慰安婦」「謝罪外交」まで、ゴーマンかましてぶった斬る。戦後日本が失ったものは、「公」の覚悟であり、公共性である。誰もが自分の本音や欲を公の場に垂れ流して許される世の中に倫理など生まれない。権威を失くした親、甘えばかりの子供、無自覚なサヨク、そして平和にただれたニッポンに喝を発する!
「従軍慰安婦」に続き「南京大虐殺」論争勃発!ゴーマンが冴える!
教科書問題、従軍慰安婦問題に続き、「南京大虐殺」論争が勃発。知識人たちによる言論が迷走し、人々を疑心暗鬼の渦に巻き込むなか、我らがよしりんが吼える!「南京事件」のすべての論点を簡潔にまとめた特集『南京の本当の真実』のほか、神戸連続殺傷事件を総括した特別篇『酒鬼薔薇少年Aに関する言論の迷走』、津川雅彦氏との対談、アダルト・チルドレン問題など、ますます硬直する言論界にゴーマンかます待望の第5巻。
「新しい教科書をつくる会」をめぐる言論界激震の一部始終!
オウム、薬害エイズに続く第3の奇跡、それが「新しい歴史教科書をつくる会」だ。第4巻では、歴史を失って個をふらつかせる日本人を生み出してきたサヨクの自虐史観との戦いから「新しい「歴史教科書をつくる会」旗揚げで奔する日々を描く。まだまだ続く従軍慰安婦問題、言論弾圧の意味を問う「柳美里サイン会中止事件」、「勝新太郎」追悼編などを収録。抗議の嵐を蹴散らし、命がけで日本人の「公の意識」と「歴史観」を問う問題作!
「従軍慰安婦問題」——ゴー宣言最大の激闘ここに始まる!
歴史を巡る戦いが始まった——。「薄っぺらな正義」への警告を発した脱正義論に続いて、タブーとされていた従軍慰安婦問題に命がけで立ち向かう、待望の第3巻。慰安婦強制連行謝罪派の論理を完膚なきまでに打ち砕く「ゴー宣版・従軍慰安婦問題資料集」、感動の「南の島に雪が降る」など、歴史の事実を歪め、自虐史観を振りかざす偽善者たちとの闘いの日々を描く。話題騒然の歴史教科書問題へと続く第36章までを収録。
大反響『新・ゴーマニズム宣言』待望の文庫化!
オウム真理教、薬害エイズ事件に続いて、「薄っぺらな正義」にゴーマンかます、待望の第2巻。オウムや厚生省らとの闘いが終焉をむかえた頃、猛然と批判を始めた知識人やマスコミらとの新たな思想戦の数々を描く。その他、薬害エイズ運動の成功と挫折を描き大反響をよんだ『脱正義論』の続編『脱正義論II』、オウム問題を総決算する『ゴーマニズム外伝』、推理ドキュメント漫画『薬害エイズ・殺戮の全貌』などを特別収録。
大反響『新・ゴーマニズム宣言』待望の文庫化!
活動の場を雑誌『SAPIO』に移し、さらに孤高にして至高の境地を突き進む『新ゴーマニズム宣言』、ついに待望の文庫化! 1巻は前代未聞の雑誌移籍騒動から始まり、自らを「広報係」と位置づけ、まだ一般の関心が寄せられることのなかった「薬害エイズ事件」の真相解明の先頭に立った怒濤の日々を中心に描く。さらに、和解成立後、運動に関わっていた学生たちに「日常に復帰せよ!」と警告を発し、大反響をよんだ第14章までを収録。
対論/戦後日本を惑わした「メディアの責任」を問う。
日本を代表するメディアである「朝日新聞」。その「護憲」「平和」「人権思想」は、戦後日本にどのような影響をもたらしたのか。ワシらも「朝日少年」だったという「新・ゴーマニズム宣言」の漫画家・小林よしのり、「逆説の日本史」の作家・井沢元彦が徹底討論、その弊害を浮き彫りにする。なぜ朝日は尊大でいられるのか? その問いかけから空想的平和主義、人権真理教などの問題点を抉り出し、「朝日新聞」の正義とは何かを問うていく。