青木ひかる

 実写版の映画『タッチ』公開に合わせて書き下ろされた初の小説化作品。ヒロイン浅倉南をめぐる夢と友情の心模様が、原作者あだち充氏の強力なアドバイスを得て、上杉達也・和也の兄弟とバッテリーを組む松平孝太郎の視点で描かれる。映画だけでなく原作にも登場する名シーンの舞台裏から、新たに書き込まれた登場人物の心理描写など、『タッチ』の世界をさらに楽しむことのできる青春グラフィティとなっている。

小学館文庫シリーズ