虹色天気雨

アラフォー女性の友情を描いた傑作小説!

 前作の『虹色天気雨』から数年後の設定。市子とまりと奈津の三人は、二十年来の交流を続けてきた女友達だったが、ある日、市子の家に、まりの恋人だった年下のカメラマン・旭が転がり込むことになった。市子は旭の居候をしぶしぶ了承したものの、中学生になったばかりの奈津のひとり娘・美月にそのことを嗅ぎつけられ、弱みを握られてしまう。まりに秘密を抱えたうえに、美月からも信州に住む別居中の父親・憲吾に会いに行こうと懇願され、奈津にも市子は内緒事ができてしまう。一方、まりは仕事場で再会した年上の男性・内藤との新しい恋に悩んでいた。内藤には離婚した妻がおり、今でも元妻とはお互いの家を行き来するような仲だという。恋愛、結婚、離婚——。三人の女性たちに芽生えた「幸せの誤差」を描いた、大人の女子恋愛&友情小説シリーズ第2弾。

虹色天気雨
著/大島真寿美発売日:2009-01-08

こんな素晴らしい友だちに囲まれていたい!

 早朝に電話で起こされ、幼なじみの奈津の一人娘・美月を理由もわからぬまま預かることになってしまった市子。家に連れてこられた美月から、奈津の夫・憲吾が行方不明となり、奈津が憲吾を捜しに出かけたことを知らされる。 2日後、戻ってきた奈津は心当たりの場所をすべてまわったが憲吾を見つけられなかったと語る。憲吾の失踪には女性が関係しているとにらむ市子と奈津のまわりには続々と仲間が集まってきて……。「現代に生きる女性読者には心強い応援歌なのではないか」(解説・北上次郎)こんな友達に囲まれていたい。女性たちの友情を描いた名作小説。

小学館文庫シリーズ