TEN

TEN 下
著/楡周平発売日:2021-02-05

企業社会に蔓延する「男の嫉妬」を描ききる

 男の嫉妬ほど、恐ろしいものはない——。仕事に夢を持てるかどうかで、サラリーマンの人生は大きく変わる!   ドヤ街で荒んだ暮らしをしていたテンこと小柴俊太は、幼馴染の麻生寛司との再会でチャンスを掴み、ムーンヒルホテルで働くことになる。日本最大のホテルチェーンを目指す月岡光雄社長の下、テンは次々に実績を挙げ、異例の出世を遂げる。さらに、球団買収の難題を解決した俊太は、中卒、途中入社のハンディを乗り越えて、本社の取締役に抜擢される。 社内に渦巻く男たちの嫉妬、嫉妬、嫉妬。 そんなある日、重大な不祥事が発覚し、会社は上場廃止の危機に陥ってしまう。実は、一連の騒動の背後には、思いもよらぬ人物の裏切りがあった・・・。 昭和のニッポンを駆け抜けた、汗と涙と歯ぎしりのサラリーマン奮闘小説の傑作が誕生。

TEN 上
著/楡周平発売日:2021-02-05

汗と涙と歯ぎしりのサラリーマン奮闘小説!

 「俺は<異物>だ、負けてたまるか!」——学もない、金もない、失うものは何もない。試されるのは生きる力だ!  戦後の動乱期、横浜のドヤ街で当たり屋稼業をして暮らす「テン」こと小柴俊太は、幼馴染の麻生と偶然再会した縁で、料亭の下足番として雇われる。  ある日、麻生の上司でムーンヒルホテルの次期社長・月岡光隆に見出され、彼の運転手を務めることになる。やがて月岡の会社に就職した俊太は、学歴はないものの、独創的なアイデアと度胸で次々に実績を挙げ、異例の出世をしていく。  さらに麻生のアイデアで結婚式事業を成功させた俊太は、寛司と共に、月岡に招かれる。そこで持ちかけられた新たなビジネスとは……!?    企業小説の旗手・楡周平が会社に蔓延る「男の嫉妬」の恐ろしさを描ききる。

小学館文庫シリーズ