キュートな「京都の恋」を描く青春恋愛長編
「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も4年目を迎えた七夕の夜、主人公の花は友人のアリサから合コンに誘われ、たっくんと出会う。三条木屋町の店にひとり遅れてあらわれた彼は、その場には…
直木賞受賞作家渾身の問題作!
戦争、テロ、狂信、犯罪、飢餓、貧困、人種差別、拷問、幼児虐待、人身売買、売買春、兵器製造、兵器売買、動物虐待、環境破壊−−。私たち人間は歴史の中でこれらのうちのたった一つでも克服できた…
人気作家が挑む、3.11以降の世界
『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の作者、5年振りの現代長編! 未来を見失ったすべての人たちに贈る、傷ついた魂たちの再生と挑戦の旅路。 2011年3月11日、東日本大震災発…
5人の人気作家による北の果ての恋・物語!
2年前の夏、5人の人気作家が北の果てを訪れ、旅の物語を書いた。 旅の目的は、失恋の準備、過去との決別、高校最後の思い出づくり、不思議な死の習俗の探求などさまざま。 旅は出会いを用意…
「天才的な馬鹿になれ」感動の群像ドラマ!
映画「北辰斜にさすところ」原作、待望の文庫化。 七高(現・鹿児島大学)野球部の創部100周年を記念して、かつてのライバル五高(現・熊本大学)との対抗試合の開催が決まった。太平洋戦争…
競輪場を舞台に綴る切ない6つの人間ドラマ
「ねえ聞いてるの? 自分のことを僕って呼ぶ人間がギャンブラーになんかなれるわけないって、あたしは言ったのよ」とマリは婚約者の青年をたしなめる。JRの勤勉な駅員として働く彼の、唯一の趣味…
少女の目線で戦後を描いた幻の自伝的小説。
「戦争が終ってからずっと父さんは内地の話をしてくれた。あぐらの中にタダシをすっぽり入れて、ヒロシと私は父さんにぐてりと寄りかかって、兄さんは、父さんの前にかしこまって坐って、みんなシー…
30万部突破のベストセラー、ついに文庫化
考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは、 もっと「五感」を大切にする生活。 それは難しいことではなく、ちょっとしたコツの習得で可能になる。 単行本30万部突破のベスト…
羆ハンターと美しき猟犬の熱い絆の物語
日本で唯一の羆ハンターと美しき猟犬との熱い絆の物語。日経新聞、北海道新聞、週刊文春、NHKほか多数で取り上げられ、大絶賛されたノンフィクションがついに文庫化!「涙でページがめくれない」…
80万部突破の超人気シリーズ第12弾!
夏休みの間に稼いだ二〇〇万円で、何をしようか期待に胸を膨らませていたママチャリ達。しかし、西条君が競馬場で足を痛めた競走馬の代金に充ててしまったことで、お金は無くなり、さらに治療まです…
アイヌ民族の戦いを描いた歴史巨編、完結
ついに国後で始まった和人との戦い。蝦夷地全土に渦巻く不満、すべてのアイヌが抱える悲憤——。自分たちが立ち上がれば、厚岸、忠類、野付嶋など各地のアイヌが次々に後に続くと信じて起こした戦い…
世界史的な視野で蝦夷の蜂起を描く超大作
国後を暗い影が覆った。長く患っていた惣長人サンキチが、ついに幽境に旅立ったのだ。和人からもらった薬を飲んだ直後の死だっただけに、毒殺の噂がまことしやかに囁かれ始める。——惣長人は和人に…
アイヌ民族最後の蜂起を描く超大作の第1巻
18世紀末、蝦夷と呼ばれるアイヌ民族は和人の横暴に喘いでいた。蝦夷地での交易権を松前藩から買い取った商人たちによる苛烈な搾取、問答無用の暴力、日常茶飯に繰り返される女たちへの陵辱。アイ…
医療ミステリー第一人者仙川環初の連作小説
医療ミステリーの第一人者である仙川環氏の初となる短編連作小説が登場!『STORYBOX』誌で連載した同名作品7話と、連載では読めなかった文庫書き下ろしの最終章を加えた新しい試みの作品。…
ドラマ「ビターシュガー」原作者の名作小説
依子の両親は家庭内別居中。そこに父親の転勤や母親の長期出張が重なり、依子はいやおうもなく親友である梢の家に下宿することになった。大家族であり居候も多い梢の家は、依子の家とは違って、いつ…
天皇は神にもなるが、怨霊にもなる!
125代に亘る世界最古の王室・天皇家。御簾(みす)の奥で平穏に続いてきたかに思える皇室だが、実は権力闘争や謀略など、壮絶なドラマが絶えなかった。暗殺、呪殺、憤死などで「怨霊」になったと…
映画化された小説「森崎書店の日々」の続編
貴子の叔父であるサトルが経営する森崎書店は、妻の桃子が店を手伝うようになり、穏やかでのんびりとした時間が流れていた。貴子は仕事が休みの日には店へ立ち寄り、手伝いをしながら、旧知の神保町…
忠臣蔵の虚構と真実を解き明かす
歴史上の事実である「赤穂事件」はどのようにして「忠臣蔵」という「虚構のタイトル」で呼ばれるようになったのか? 「吉良の浅野イジメが作り話なのは会社員の接待の常識からもわかる」「最も基本…
十津川警部、新たな事件のため南紀白浜へ
東京池袋署の刑事・伊熊武敏は、会社社長未亡人殺人事件を担当していたが、独断専行を指摘され、上司から非番を命じられ、南紀白浜へ旅立った。紀勢本線特急「くろしお19号」車内で、ひょんなこと…
大竹しのぶ主演でテレビドラマ化決定!
終末期医療の訪問医が見届けた感動実話全9話。 数多くの「看取り」を続けてきた医師が問う 「人にとって最もふさわしい最期の場所」とは。 真の家族愛を描いたあの感動作がついに文庫化。…