牛山隆信

各メディアで大反響! こんな「バカ」な旅があったのか!

 「駅」なのになぜ!? 利用客がゼロに近い駅、断崖絶壁や深い山中など立地条件が厳しすぎる駅…そんな存在自体が不思議な「秘境駅」を求め、秘境駅訪問家は今日も全国を行く! 日本で一番海に近い駅で黄昏れ、明治時代の駅舎でホッ、リニアモーターカーの夢に費えた駅で時の流れを想い、渓谷沿いの絶景を一人占め、駅前の公衆温泉で一杯……「旅」の醍醐味はここにあった! メディアで大反響の前作に続き、もっと深化した爆笑の第二弾! ●文庫書き下ろし

全国148駅。「存在自体が不思議な駅」への旅。

 交通の要衝であり、本来、人々が集まるはずの「駅」なのに、まわりに民家がまったくないどころか、そこに通じるまともな道さえも存在しない駅がある。  「なんで、こんな辺鄙な場所に駅が……」  そう疑問を感じたところから筆者の旅が始まった。  しかし訪ねてみると、すぐ横を渓流が流れていたり、野生の動物に囲まれていたり、あるいは明治時代の建造物が現役のまま残っていたりと魅力あふれ、彼はますますのめりこんでいく。  筆者主宰のインターネット大人気サイトから厳選、加筆した、秘境駅面白ガイド!

小学館文庫シリーズ