父の暦

 父が死んだ、私が長い間いだき続けてきたわだかまりを解かないままに……十数年ぶりに帰った郷里はなにを語りかけてくるのか。 セピア色の記憶の彼方からよみがえる思いがけない真実。初めて知る母の、そして父の優しくもせつない想い 谷口ジローが自らの故郷・鳥取を舞台に、人生の機微を鮮やかに描き尽くした傑作コミック。 「郷里に帰る……のではない、いつの日か郷里がそれぞれの心の中に帰って来るのだ」 繊細なタッチが読む者の心深くに染み込む感動を与える谷口漫画の最高峰!

小学館文庫シリーズ