ワケあって、無人島生活、始まる!?
会社員をしながらネット上に漫画を投稿する保木健人は、取材旅行と称して沖縄にやってきた。さっそく海で“取材"を楽しむ保木だが、海中で意識を失ってしまい、気がつけばそこは……無人島だった…
いちからはじめると、奇跡が起こる
いちからはじめると、自信が湧いてくる、味方が集まってくる、そして奇跡が起こる---。なりたい自分になる方法。それは「いちからはじめる」こと。人気エッセイストで元暮しの手帖編集長の著者が…
「欧米列強」への仲間入りを果たせ!
本書では、日本が世界の表舞台に躍り出ることになった明治中~後期を、痛快な“井沢史観"で読み解きます。 まず、明治新政府の「骨格」となった大日本帝国憲法が成立するまでの秘話に迫っていき…
かわいい孫ふたりが老同心のお手伝い!
沖田柄十郎は南町奉行所の老同心だ。いつも溜まり部屋でウトウトしているため、人呼んで、廻らず方の窓際同心。そんな沖田にも、かわいい盛りの孫がふたりいる。「とら」と「くま」で、いとこ同士だ…
新旧米大統領が主役を張るバディ・ミステリ
トランプ政権下のアメリカ。ホワイトハウスを離れても常に注目の的のオバマ前大統領に対し、バイデン元副大統領は地味で単調な日々を送っていた。かつてはあれほど固い絆で結ばれた「チーム」だっ…
連れ去られた死神の花嫁の運命は!?
奉公先の三条家でこきつかわれていた没落華族の令嬢、正岡千鶴。帝都・小石川で猛威をふるう流行病を鎮めるため、生贄に選ばれた千鶴は、死神が祀られている神社に花嫁姿で向かった。だが、目の前…
小石川養生所を食い物にされてなるものか!
浅草諏訪町の診療所に二人の訪問客があった。伊達家の奥医師の嫡子だった独庵こと壬生玄宗の妻・お菊がいつもの握り飯と焼いた鱚を持ってやってきた。とうに四十の坂を越えた総髪の大男は、一見こわ…
罪を犯した咎人たちの異能バトル、第4弾!
罪を犯して人の道を外れ、その罪ゆえに人智を超えた異能を宿す者たち《咎人(トガビト)》。彼らは自分の罪が昇華する日まで、戦い続けるのだ。 令和のジャック・ザ・リッパーと呼ばれる殺人鬼・…
それは、仕掛けられた出会いだったのか。
11歳の下野蓮司はある日、病院で目覚めると大人の姿になっていた。 20年の歳月が流れ、そこに恋人と名乗る西園小春が姿を現す。「子ども時代と大人時代の一日が交換されたの 」 一方…
世にも奇妙な王様夫妻、突如誘拐される!?
毒蟲と蠱毒をこよなく愛する変わり者の「蟲愛づる姫君」こと李玲琳。彼女と魁国の国王・楊鍠牙との結婚生活は、八年を経て双子の王子と王女にも恵まれ、意外にも現在進行形で順調かつ円満だ。 あ…
寵妃、新喜劇に挑戦!? 中華後宮転生譚!
凰朔国に転生して後宮に入り、正一品の徳妃となった蓮華。皇帝・天明を巻き込みながら、前世の知識と経験をフルに活かして後宮内で商売を始め、たこ焼き(ただし凰朔国に蛸はいない)の美味しさや…
町工場VS.ものづくりの神様
天才エンジニア「青春の軌道」――町工場VS.ものづくりの神様。不屈の挑戦が胸を打つ人生讃歌! ふりかかる幾多の困難や倒産の危機。佃航平率いる下町の中小企業・佃製作所は、仕事への熱い情熱…
人とわかりあうことは、こんなにも難しい。
税金を滞納する「お客様」に支払いを促すことを仕事とする県税事務所の納税担当に、同期が休職したことで急遽異動させられてきた若手職員の中沢環。彼女は空気の読めないアルバイト・須藤深雪を始め…
その少年に、名を知られてはいけない――。
その少年に、名を知られてはいけない――。荒廃した神奈川県立南浜高校を廃校にしてニュータウンを建設する計画が浮上した。千年の時空を超えて甦った修験道の開祖役小角の呪術力を操る謎の高校生・…
無職の彼氏からのプロポーズ、どうする!?
豊加と付き合い始めて3ヶ月が経ち、元彼の理空也と同棲していたマンションから引っ越しをしたあすみ。いざ新生活と思いきや、新居に洗濯機が入らずコインランドリー通いが始まった。そんな折、アメ…
ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作、第2弾
その日、ミースバッハ刑事警察の上級巡査クロイトナーは、リーダーシュタイン山の頂上を目指していた。全欧警察技能コンテストに向けてのトレーニングの一環だった。やっとの思いで頂上に着くと、小…
英ベストセラー作家が贈る歴史幻想ミステリ
19世紀、ヴィクトリア期のイギリス。ある冬至の夜、テムズ川沿いのちいさな村ラドコットにある酒場兼宿屋〈白鳥亭(ザ・スワン)〉では常連客たちがいつものように酒と物語に興じていた。すると…
「なぜ泣くのだ」狂っているのは俺か世界か
大阪刑務所の門の前に、40過ぎの男がひとり立っていた。陣内宗介、元ヤクザ。14年ぶりのシャバだ。ジギリ(組のために身体を張ること)で銃を握って長期服役したのに、5000万円の見返りどこ…
「作家」の肩書きに憧れる作家が直木賞受賞
「自分のペンネームがほかの作家の名前と一緒に並んでる、それだけで晴れがましい気持ちになるとか、言っても信じないだろうけど、それは嘘じゃなくて、なぜそういう気持ちになるのか、なぜ自分がそ…
イタリア半島を帆船で巡った宝物のような旅
「かつて古代の戦闘船が、貿易船が、漁船が、旅客船が周遊したように、新緑のすばらしい季節に風に吹かれてイタリア半島を巡る旅に出てみようではありませんか」縁あって美しい木造帆船《ラ・チチャ…