小学館文庫

日本人としてのアイデンティティを考える

 いま日本にはグローバリゼーションの波が押し寄せている。本書は、「ミカドの肖像」で大宅壮一賞を受賞した作家の猪瀬直樹と「敗者の精神史」で大仏次郎賞を受賞した文化人類学者の山口昌男が既存の…

代ゼミ師匠の“バカ偏差値が偏差値バカに勝つ合格術”

 受験界の常識をくつがえし、わずか四か月で偏差値を60以上も上げ、複数の名門大学合格を実現させた伝説の男│代々木ゼミナール人気ナンバー1講師・B野敬介の、体験的「超」勉強法+合格法。志望…

 なぜ聖徳太子に「徳」という称号が贈られたのか?そこには日本人特有の怨霊信仰との関わりが秘められていた。そのメカニズムを初めて白日のもとにさらしたベストセラーの文庫版刊行。 なぜ聖徳太…

激動の時代を描く三浦綾子の最新長編小説

 昭和16年、思いもよらぬ治安維持法違反の容疑で竜太は、7か月の独房生活を送る。絶望の淵から立ち直った竜太に、芳子との結婚の直前、召集の赤紙が届く。入隊、そして20年8月15日、満州から…

「ドラえもん」を美味しく読むスペシャルメニュー

 "国民的コミック『ドラえもん』を、より美味しく味わって読むための""なるほどメニュー""の数々。ドラえもん通に、腕によりをかけておおくりしよう。連載開始のうら話、タイムマシンの変遷、の…

人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作

 昭和元年、北森竜太は、北海道旭川の小学4年生。父親が病気のため納豆売りをする転校生中原芳子に対する担任坂部先生の温かい言葉に心打たれ、竜太は、教師になることを決意する。竜太の家は祖父の…

音楽活動の伴走者が身近に見た等身大尾崎豊

 26歳で急逝した尾崎豊。1992年にロック・ミュージシャン尾崎が逝ってからかなりの時がたつが、若者が抱く苦悩や痛みをストレートに表現した名曲の数々はいまなお熱烈な支持を集め、また多くの…

日本人の「わ」の精神のルーツはここにあった

 「卑弥呼は天照大神だった!」日本史の常識を覆す大胆な推理で知的興奮を喚起したあのベストセラー初の文庫化。本書では、日本史の総点検をめざす著者の問題意識を読者に投げかけることから始まる。…

小学館文庫シリーズ