入江泰吉のまなざしで見る、うるわしの大和の風景
私たちは、犬の嗅覚をもって、入江さんの大和に対する愛情の深さを感じとっているのだ。それは郷愁といったような、甘ったるい感情ではなくて、今は大和の風景と心中してもいい、滅びても本望だと、…
硫黄島に散った栗林中将が留学の地アメリカから息子に伝えたこと
昭和3年、軍事研究のためアメリカに留学した陸軍大尉栗林忠道が、幼い息子・太郎に書き綴った絵入りの手紙。その15年後、彼は総指揮官として赴いた硫黄島で玉砕する。留学先からの絵手紙と、戦地…
ン年前の子ども時代を舞台にした、著者初の長編小説。
ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。そんなある…
土門拳の眼がとらえた寺院建築・仏像・庭園を凝縮した迫力ある写文集。
──ぼくは被写体に対峙し、ぼくの視点から相手を睨みつけ、そしてときには語りかけながら被写体がぼくを睨みつけてくる視点をさぐる。そして火花が散るというか、二つの視点がぶつかったときがシャ…
父が死んだ、私が長い間いだき続けてきたわだかまりを解かないままに……十数年ぶりに帰った郷里はなにを語りかけてくるのか。 セピア色の記憶の彼方からよみがえる思いがけない真実。初めて知る母…
南京事件の実相は?各界に衝撃を与えた問題作を復刻文庫化!
一九三七年十二月、南京で何が起きたのか? 三十万人あるいは数千人といわれる「南京虐殺」の現場は、一体どうなっていたのか? 過去、「南京事件」の証拠、証言とされたものには多くの虚偽が含ま…
仏の教えの核心『般若経』のエッセンスを262文字に集約した『般若心経』は、そのシンプルで強力なパワーで1300年の歴史を持つ大ベストセラーだ。「隅寺般若心経」は、その原型となった日本最…
飛鳥時代の人と昭和の土門と今の私が、同じ仏様に感動している。
渾身のクローズアップ写真と、写真家ならではの感性溢れるエッセイ。古寺を訪ねる土門拳のビジュアルシリーズ第三弾「京都編」。神護寺と高山寺、西芳寺、東寺と三十三間堂、平等院など、仏像・庭園…
マッカーサーも認めた「東京裁判の不正」を問う不朽の名著復刻。
「私は真実を真実と認め、正しき法を適用したにすぎない」。判事11名の中ただ一人日本無罪を主張した唯一の国際法学者、パール判事。国際法に拠らず、事後法によって行われた東京裁判を戦勝国によ…
愛してやまなかった室生寺、そして薬師寺、唐招提寺。
昭和14年、はじめて室生寺を訪ねて以来40年近い歳月を古寺巡礼に費やした土門拳。 車椅子になっても撮影を続けた彼のライフワークより、クローズアップ写真を中心に選り抜き、写真家として…
100万人が共感し、感動したベストセラー文庫化!!
そうやって、生きてきた——。家出、援助交際、AV出演……。人気タレント・飯島愛が自らの過去を赤裸々に綴った自伝的エッセイ。100万部を超えるベストセラーを記録し、台湾語版、韓国版も発売…
『台湾論』騒動渦中に発行停止となった問題の書よみがえる!
近年、台湾では国民党主導による反日教育が改められ、日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構”が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってし…
「新しい教科書をつくる会」をめぐる言論界激震の一部始終!
オウム、薬害エイズに続く第3の奇跡、それが「新しい歴史教科書をつくる会」だ。第4巻では、歴史を失って個をふらつかせる日本人を生み出してきたサヨクの自虐史観との戦いから「新しい「歴史教科…
「従軍慰安婦問題」——ゴー宣言最大の激闘ここに始まる!
歴史を巡る戦いが始まった——。「薄っぺらな正義」への警告を発した脱正義論に続いて、タブーとされていた従軍慰安婦問題に命がけで立ち向かう、待望の第3巻。慰安婦強制連行謝罪派の論理を完膚な…
全国148駅。「存在自体が不思議な駅」への旅。
交通の要衝であり、本来、人々が集まるはずの「駅」なのに、まわりに民家がまったくないどころか、そこに通じるまともな道さえも存在しない駅がある。 「なんで、こんな辺鄙な場所に駅が……」…
土門の眼で訪ねる古寺ガイド
戦前戦後を通じ40年にわたって古寺を撮り続けた土門拳。不世出の写真家の眼が見つめた日本の仏像や寺院建築のもつ美しさと強さを、ポケットサイズで最大限に再現するビジュアルシリーズ。 文…
はじめて語り尽くした、0歳から35歳までのすべて!
ご存知、「爆笑問題」の頭脳・太田光が“虚虚実々”いや“虚虚虚実”くらいのノリで語り倒した自らの人生35年! 太田の「自伝」はひと味違う。生まれた瞬間の描写から始まり、暗すぎる高校生…
今の子どもたちは、家の周囲に空き地や原っぱもないし、そんな時間もなくなって、「缶蹴り」や「陣取り」をして遊ぶような、幼馴染の世界を失っているけれども、ウルトラセブンをつくっていた人間関…
「50年に及ぶ闘病生活」を支えた「愛と信仰」の手紙。
「私の闘病生活は宝の山…」 「弱虫二人、苦しいことも多々ありましたが、幸いまた新年を迎えさせていただきました。まさにお陰さまの一語あるのみです…」 帯状疱疹や直腸癌、パーキンソン…
モンゴル軍の襲来に鎌倉幕府は大きく揺らぎ、歴史の胎動が!
二度にわたるモンゴル軍の襲来は、鎌倉幕府にとっても、御家人・民衆にとってもこれまでにない試練だった。幕府内部の権力争いは激化し、天皇とその周辺も幕府打倒へと動いた。農村・漁村・都市の分…