ひたむきに生きる現代の大人女性への応援歌
まったく先の見えない状態で会社を辞めてしまった美月(28歳)。折悪しく時代はコロナ禍に向かってまっしぐら。閉塞感、不安感でいっぱいの時、転がり込んだのは母の昔からの友人・市子(56歳)…
料理人、文筆家として活躍する著者の初小説
一緒に暮らしていた恋人と別れ、「わたし」の三年ぶりの一人暮らしが始まった。三日目、その部屋に届いたのはオーブントースターだった。部屋は一向に片付かないが、仕事を切り上げた夜八時、二四時…
AIに心は持てるのか?慟哭のミステリー
「つまり、君が言いたいのは、漱石の『こころ』で描かれたような苦悩や葛藤や陰影がなければ、心じゃないということだね」(本文より)東央大工学部特任教授・胡桃沢宙太(くるみざわ・ちゅうた)は…
透けてきた、潜入捜査官のドス黒い過去。
万世橋署に捜査本部が立ち上がった。外神田の裏通りにある空き店舗で腐乱死体が発見されたのだ。警視庁特別捜査係の日向英生警部補と月形涼真巡査部長の父子は早速帳場入りするが、日向を嫌う久米原…
警視庁の密命を果たす、闇に紛れる忍びの者
「悪党ども、首を洗って待っていやがれ」警視総監から和綴じの書物を直接手渡された女性警察官僚は呟いた。その書物の表紙には、特殊な顔料で記された題名が、暗闇の中に浮かび上がっていた。『忍術…
切るべきなのは病巣でなく人間関係!
神田川病院の桐ヶ谷キワミ医師は三回の離婚で人生を考え直し、趣味を謳歌しながらアルバイトとして働いている。ある日、外来を訪れた七十代の患者・熊野佐奈枝は、女性医師が担当でないと嫌だと言う…
それでも生きろ、と言うのなら──
明治四十一年、十二歳のみつは、実父の持ってきた綺麗な着物に惑わされて、奈良から大阪に出たが、二百五十円で売られたことは後から知った。自分で自分の人生を決めることは出来ないと思い知らされ…
人気駅伝小説シリーズ最新刊、待望の文庫化
己との闘いは、続いていく・・・・・・・。 箱根駅伝を終えた千早は食品会社に就職。その会社から東京五輪選手村食堂に派遣され、偶然コーチ早馬の初恋の人、都と仕事仲間に。 主将として初出場が…
女4人で272歳。終の棲家に立退き迫る!
人生は、黄昏れてからも面白い。東洋文化大学の学生である速水翔太は、自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人が住むシェアハウスのアルバイト秘書(なんでも屋)をしている。小学校入学…
選ばれるのは適切な治療か夢の免疫治療法か
ちょっぴり変わり者だけど凄腕の医師青島倫太郎のもとに、今日も人に言えぬ悩みを抱えた患者さんたちが集まって来て……。「残念なことに、臨床試験の結果を恣意的に解釈して、効果があると主張する…
闇の仇討ち屋に強敵が現る! その正体は?
「見つかった骸の背中一面に、孔雀の絵が描かれていたんだ」水茶屋〈花蝶屋〉の常連、定町廻り同心・沢井勝之進は溜息をついた。探索に手を着けたばかりだが、いずれ江戸市中が大騒ぎになるだろうと…
豊臣兄弟といざ出陣!戦国出世物語第六弾
いざ雲海の城攻め!豊臣兄弟の信を得よ、与一郎!「但馬は、小一郎に任せるがや」……黒田官兵衛が取り仕切る評定の場で、兄秀吉より但馬侵攻を命じられた秀長は、三千人を率いて生野銀山、岩洲城、…
替え玉で後宮入りした医者志望娘の運命!?
陽黎国の町医者の娘・明琳には、国内市場初の女性医師になるという夢があった。そのためには大学で学びたいが、先立つものがない。そこで裕福な旺家へ下働きとして奉公に出たのが…。ある日、旺家の…
敵対する龍神の后になったよみがえり巫女
天に浮かぶ《天海》と地に広がる《地嶺》。龍神と狼神の争いによって国土が二つに分断されたこの国では、それぞれの神を祀る人々も互いに憎み合い、対立を続けていた。 地嶺の狼神に仕えて政を仕切…
婚約破棄からのルートチェンジは正解か!?
「――フィオレンフィーナ・エルムズ。お前との婚約を破棄する」 婚約者のシディウス王子と、親友だったはずの令嬢に裏切られ、悪事の濡れ衣を着せられて婚約破棄に至ったフィオナ。彼女は知ってい…
太歳界を侵蝕する穢れに小夜が立ち向かう
小夜の伯父である冷泉勇次郎の、神々を滅ぼそうとする企みが明らかとなった。勇次郎がもたらした『穢れの面』の影響で太歳界には穢れが蔓延し、多くの神や精霊たちが苦しむ事態に。火の神・鬼灯は、…
東北戦国史、最大の一戦! 興亡の行方は?
東軍に味方するか、西軍に呼応するか。徳川家康と石田三成とが、もはや一触即発を避けられなくなっていた慶長五年の夏。すべての武将が、「我が家の浮沈、この一戦にあり!」と、政の動静に全身全霊…
伝説のミステリー作家、入魂の現代長編!
初老の介護士・三谷孝は、対人関係能力、調整力、空間認識力、記憶力に極めて秀でており、誰もが匙を投げた認知症患者の心を次々と開いてきた。ギフテッドであり、内閣情報調査室に協力する顔を持…
謎の美少女刑事が救いようのない悪を壊滅!
ある事件がきっかけで、東京都区内の警察官で最も無気力になったと言われている、北杉並警察署生活安全課の片山修也巡査部長32歳。その片山に予想外の辞令が下った。新たな配属先は、かつて耳にし…
新ジャンルを生んだ話題の警察小説、文庫化
この新人がデビューしたら私の立場が危なくなるんじゃないか、と思うくらい評価した。──今野 敏氏異色の警察小説ながら、元警察官の私も思わず「あるある!」と感じるリアリティな描写が光る作品…


















