あやかし退治の公務員お仕事もの第3弾!
少し前までフリーターだった西渕真澄は、ひょんなことからある事件に巻き込まれ、その際に瀕死の重傷を負った。消えかかる真澄の命をつないでくれたのは、東京幽世(かくりよ)公安局に所属する狐…
21万部ベストセラーが文字大きめで文庫化
“人生100年時代"の現代では、70代こそ人生の黄金時代です!「今さら」「どうせ」と自分をおとしめるのはもうやめて、若いうちから“黄金の70歳代"を迎える準備をしましょう。330万部の…
2億円のプラチナを巡る黒い陰謀を暴け!
あの日、豪華客船で何が行われようとしたのか――復興が進む宮城を舞台に、トラベルミステリの巨星が描く傑作推理小説。東日本大震災から5年が経ったころ、金華山沖の海底から豪華客船「グズマン二…
出向警視の捜査を妨害する意外な風習とは?
臣雪乃は「姉妹制度」の仲間内で開いていたパーティを愉しんでいた。日本最大与党の衆議院議員の父を持つ「姉」の多和多華那と「姉妹関係」を結んで10週目、そして、14歳になった華那の誕生日を…
戦争と難民──今を生きる私たちの物語
近所のスーパーの総菜売り場で働く真依子は、サラリーマンの夫、大学生の奈月、高校生の賢人の四人家族だ。職場でのいじめに腹を立てたり、思春期の息子・賢人に手を焼いたりしながら、日々を慌ただ…
土下座は屈辱にあらず、悪を斬る正義の剣だ
廻り方同心・小野寺重吾は、ただならぬものを見てしまった。昼下がりの北町奉行所で土下座をする、牧野駿河守成綱の姿だった。土下座相手は三十代半ばの侍で、身なりからしてどこぞの用人あたりであ…
私は“善人"か、それとも“悪人"か
「ねえ……あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤だった。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとし…
英ベストセラー作家が放つパニックスリラー
CAのミナは、5歳の娘ソフィアを別居中の夫アダムに預け、航空会社ワールド・エアラインズにとって歴史的フライトとなるロンドン―シドニー直行便に搭乗した。この大事業に世間の関心が集まる一…
笑えて泣ける岸田家の日々のこと
大反響を呼んだ単行本『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、ついに文庫化しました!かきたし原稿「表紙の絵の味」と、作家・一穂ミチさんの解説でパワーアップ!真夏の甲子園…
お人よしな甘口夫婦が悪の巣窟に潜り込む!
南町奉行・筒井和泉守が下した新たな命により、奉行所も手を焼く悪の巣窟・日暮れ横丁に潜入することになった芦川柳之助と千秋。二人は早速団子屋へと身を変え、横丁近くの表長屋へ入る。数日後、団…
心の田んぼを耕して、幸せの種をまく
全国各地で法話をする薬師寺執事長の著者に寄せられる演題の依頼で多いのが、「心のことを教えて下さい」「心のことを学びたいんです」。その要請に応えて全国をまわっている著者が気がづいたことが…
この食堂のお節介は温かくておいしい!
映像業界を離れた春日井楓子が、祖母から駄菓子屋かすがいを引き継ぎ、その店の奥で子ども食堂を始めて約2年が経った。事情を抱える子どもを対象に、1回200円で週に2回。買い物も調理も一緒に…
嫌われ巫女、なぜか皇子に溺愛されてます!
いにしえの時代、神鬼の意を占う巫女あり。神に通じ、鬼(死者)に通じる彼の者たちは、その力を以て王の治世を補佐したもう。よってその存在、あまねく国の行く末を占うものなり――。 かつては王…
八家の謎と禁忌。和風ファンタジー第三弾!
王と后は触れあってはならない―― 神話に由来する八つの家が統治してきた千和の国では、新しく王になった者は、遠い地で暮らす天羽家の巫女から后を迎えることが慣例だ。だが、その実情は人質と…
同心は岡っ引きの過去と向き合わねばならぬ
岡っ引きになる前の五六蔵を手助けしていた伊蔵が浪人の姿をして現れた。かつて仲間であった三治が殺されたので、急ぎ報せに上方から戻ってきたと言う。下手人は五六蔵に底無しの恨みを抱く殺し屋…
スコットランド発、女三世代のミステリー
エディンバラで100年続き、10年前からは探偵業も営んでいるスケルフ葬儀社。当主ジムが亡くなり火葬した直後、70歳の妻ドロシーはジムのある秘密を知ってしまい愕然。45歳、バツイチの娘…
伝説の時代劇脚本家が贈る円熟の第16弾!
●第一話 日雇い浪人天保四年の冬、笹郷藩主の登城の列に加わるため、若党に扮していた六平太。乗り物とともに御成街道を進んでいると、不意に幾つかの黒い影が飛び出し、行列を襲いはじめた。立ち…
京都発!大人気美味しいミステリー第10弾
「鴨川はんには申しわけないんやが立ち退いて欲しいんや」。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂で、依頼人の“もう一度食べたい"を叶えてきた鴨川流・こいし親娘。ある日、食堂の大家が店を訪…
喪失の苦しみを優しくほどく、お葬式小説。
人よりも“気"に敏感な体質を持つ清水美空が、スカイツリー近くの葬儀場・坂東会館で働き始めて一年が経とうとしていた。若者や不慮の死を遂げた方など、誰もが避けたがる「訳あり」葬儀を好んで…
闇から闇へ“人を助ける"仕掛け人!
慶応元年の横浜。世界中を旅する実業家のハインリヒは、外交官しか立ち入ることができない江戸へ行くことを望んでいた。だがこの頃、いまだ外国人が日本人に襲われる事件はなくならず、ハインリヒ自…