極上のスピンオフにして最高のエンタメ小説
容姿端麗、頭脳明晰、抜群の戦闘力、加えて資産家の御曹司。大人気「マイロン・ボライター」シリーズの名キャラクター・冷血王子ウィンことウィンザー・ホーン・ロックウッド三世が40代となり、さ…
禁断の恋の行方は。王宮ファンタジー第二弾
神々から与えられた力を拠りどころとする八家に治められてきた、千和の国。七十年前、八家の一つである天羽家の一族が突然都を去り、遠い地へと移り住んだ。以来、王の代替わりごとに、后兼巫女…
大罪を負った「トガビト」の物語第5弾!
許されざる罪を犯し、罰とともに「異能」を得る「咎人(トガビト)」。人の姿を保ちながら、人ならざる者として闇に生きる彼らは、罪の証でもある異能を駆使し、ときに命がけで戦うのだ。ちなみに現…
贋金造りの黒幕に迫る! シリーズ第二弾
本郷菊坂台にある「瑠璃堂」の女主人・千鶴の占いはよく当たると、少々高い見料ながら大評判だ。しかし実は千鶴に占いの才はない。その美貌で目くらましをしつつ、鋭い観察眼と推理力、さらには人の…
どこまでもお人よしの夫婦が挑む神隠しの謎
身分の違いを乗り越え、晴れて夫婦となった柳之助と千秋。大盗・竜巻の嵩兵衛一味も召し取り、二人の一層の活躍が方々で期待されていた。そんなある日、見廻り中の柳之助の目の前で、若い娘が大川へ…
ベストセラーシリーズ、堂々完結。
父が遺してくれた海が見える家が台風により被災後、追い打ちをかけるようにコロナが蔓延してしまう。思うように日常生活をとりもどせない文哉は、農業の師である幸吉がビワ畑で倒れていたあの日に…
この闇夜の中、必殺剣を振るうのは誰だ!?
海産物を扱う磯屋の主・周三郎が殺された。早速探索をはじめた定町廻り同心の夏木慎吾。どうやら周三郎は深川に持っている蛸壺長屋の売買で揉めていたらしい。新吉原の福満屋右兵衛が長屋を取り壊し…
北欧歴史ミステリー至高の三部作、完結篇!
フランス革命の影響は未だ色濃く残り、暴力と奸計が常態化していた1795年のストックホルム。 事件を捜索することで立ち直りつつあった戦場帰りの引っ立て屋カルデルと心を病んでいた学生エー…
いつまでも涙が止まらない――
銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリ…
大坂一番と江戸一番の商人が火花を散らす!
一夜が居候する駿河屋に銘品の焼き物が届いた。淡海屋七右衛門からであった。大坂一の商人からの試し合いを受けて立った総衛門は、早速焼き物を手に老中・堀田加賀守の屋敷へ向かう。その頃一夜は伊…
私は本を諦めない──今村翔吾初エッセイ集
第166回直木三十五賞を受賞し、作品だけでなくテレビ出演などでも注目を集める著者の初エッセイ集。地元・滋賀の情報誌に連載された「湖上の空」を始め、新聞や雑誌などで発表されたエッセイ・書…
小さな物語のような珠玉の旅エッセイ
《考えてみれば贅沢で無謀な旅だった。帰る日も決めず(お金の続く限りいようと思っていた)、泊る場所も決めず(いきあたりばったりの旅こそ私たちの憧れだった)、言葉もできず、でもともかく可能…
この世ならざるものがみえる一凛子教授は…
時は9月。ねっとりとからみつくような厳しい暑さが続く盆地の京都には、新学期初日を迎えたにもかかわらず朝起きられずにベッドでくだをまく女子大生……のように見えるが実際にはその倍以上生きて…
ふわふわ付喪神と鬼上司が浅草で鬼退治!?
甘いはずの長谷川係長との同棲生活に、なぜか九尾の狐改め九尾神も加わることになった。赤ちゃんのように手がかかる九尾神のお世話をしながら、まったく甘くなくなった日々にちょっぴり落胆する遥…
最期を見据えた生き様から光を得る人生賛歌
舞台は、美しくもありときに恐ろしい顔を見せる海と島。3人のおじいさん=ジイの生き抜く姿と,そのジイから思いを受け取る人々の心模様をときに温かく、ときにいきいきと、ときに静かな筆致で描き…
弥佑死す!?そんなことがあってたまるか!
血相を変えて飛び込んできた北町奉行所同心・服部左門の一言が、一郎太と藍蔵を絶句させた。犯行現場の路地に横たわる弥佑は、正面から袈裟懸けに一刀両断されたらしい。野次馬をかき分けるようにし…
「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅…
天下御免のニセ占い師、お江戸の悪を斬る!
本郷菊坂台にある占い処「瑠璃堂」。女主人・千鶴の占いは当たると評判で、少々高い見料だが、客は引きも切らない。ある日、正右衛門という男がやってきた。千鶴はその身なりや癖を子細に観察し、…
格別の思いがこもる、作家今村翔吾の原点!
明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。 学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助…
この異常が、私たちの日常
未知の細菌がもたらした毒素が猛威をふるい続け数百年。世界の人口は激減し、人類の平均寿命は25歳にまで低下した。人口減を食い止め都市機能を維持するため、就労と結婚の自由は政府により大きく…